Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

世界で一番フィギュアスケートに熱い国

日本は、ここ数年正直アメリカでのブームから「10年遅れた」フィギュアスケートブームの真っ只中。(蛇足ですが、アメリカでブームが起きたのは1994年のリメハンメルから。それ以前のアルベールビル五輪でのクリスティ・ヤマグチの金メダルもあるし、土壌としてはもちろん熱心な国のひとつですが、バブル景気はケリガン・ハーディング事件の後、ソルトレイクシティの不正採点疑惑まで。事件で人気が出て、事件で人気を失ったパターンです)じゃ、国別で一番熱心と思えるのはやはりカナダだと思います。私が生観戦した世界選手権は1994年、2002年、2007年となりますが、いつみても元気なのはカナディアン。会場で見かけると安心します。アメリカは意外と会場で静かです。そんななので良い演技の時は画面からはみ出るのではという位元気いっぱいのスタオベ。国際大会での自国選手の偏愛っぷりも世界一だと思います。ただ、熱心過ぎてマスコミ報道が過熱気味なのか、自国選手の調子がいまひとつな事も多い気がします。また、自国のライバル選手には若干さむーい仕打ちも。ソルトレイクシティ五輪時のペア競技採点疑惑は、北米大会でカナダ選手が絡んでいた事も一因ではと思っています。あれがもし他の地域だったら、ヨーロッパ開催だったら・・・と良く思います。

カナダ開催は夏季のモントリオール(1976年)、冬季のカルガリー(1988年)以来3度目ですが、過去2回はカナディアンの金メダリストが誕生していません。今回はフィギュアスケートに「金メダル」候補を複数擁してのホスト国となりますのでより一層熱い応援になるのではと思います。