今回は「結果オーライ」ですが高橋選手は薄氷の3位、銅メダルでした。蛇足ですがプロトコルのSSで高橋選手よりジョニー・ウィアーの点が高いジャッジがいます。何故だろう？？
SS（スケーティングスキル）
1位 高橋大輔 8.55
2位 エフゲニー・プルシェンコ 8.40
3位 パトリック・チャン 8.35
4位 ステファン・ランビエール 8.30
5位 エヴァン・ライサチェク 8.20
6位 織田信成 8.00
※ジョニーウィアー 7.70
※小塚崇彦 7.60
※ブライアン・ジュベール 7.80
TR（要素のつなぎ）
1位 高橋大輔 8.15
2位 ステファン・ランビエール 8.05
3位 エヴァン・ライサチェク 7.95
3位 パトリック・チャン 7.95
5位 ジェイミー・アボット 7.80
6位 ジョニーウィアー 7.45
※エフゲニー・プルシェンコ 7.20
※織田信成 7.25
※小塚崇彦 7.05
PE（パフォーマンス）
1位 エフゲニー・プルシェンコ 8.80
2位 エヴァン・ライサチェク 8.50
2位 高橋大輔 8.50
4位 ステファン・ランビエール 8.30
5位 パトリック・チャン 8.20
6位 ジョニーウィアー 7.80
6位 織田信成 7.80
6位 ジェイミー・アボット 7.80
※小塚崇彦 7.50
CH（振付）
1位 ステファン・ランビエール 8.45
2位 高橋大輔 8.40
3位 エヴァン・ライサチェク 8.35
4位 パトリック・チャン 8.25
5位 エフゲニー・プルシェンコ 8.20
6位 ジェイミー・アボット 7.95
※ジョニー・ウィアー 7.80
※織田信成 7.80
※小塚崇彦 7.55
IN（演出・解釈）
1位 エフゲニー・プルシェンコ 8.75
2位 ステファン・ランビエール 8.70
3位 高橋大輔 8.65
4位 エヴァン・ライサチェク 8.40
5位 パトリック・チャン 8.25
6位 ジェイミー・アボット 8.05
※ジョニー・ウィアー 7.85
※織田信成 7.75
※小塚崇彦 7.40
隠れPCS王のアボット。調子さえ良ければメダル有力でした。
3A2本の構成が負担だったようです。
TES
1位 エヴァン・ライサチェク 84.57（基礎点74.93）
2位 エフゲニー・プルシェンコ 82.71（基礎点75.03）
3位 織田信成 79.69（基礎点73.93）
4位 ジョニー・ウィアー 79.67（基礎点73.31）
5位 パトリック・チャン 79.30（基礎点74.70）
6位 ステファン・ランビエール 78.49（基礎点75.91）
※小塚崇彦 78.40（81.10）
※高橋大輔 73.48（70.28）
4回転論争がありますが、結局4T（9.80）と3A（8.20）のスコア差が1.6しかないのが問題なんですよね。そのスコア差はジャンプの加点やコンビネーションジャンプで補えてしまう。男子で4回転が広まるのはもう少し時間が必要です。ランビエールの2Aは後半で3.85+1.2の加点＝5.05は後半の3S（4.95）より高いスコアです。ランビエールは新採点を良く理解した4回転ジャンパーだなと思います。小塚選手はもう少しスコアが出てもいいと思います。基礎点は一人だけ80点超えで1位です！ライサチェクが基礎点から約10点の加点。
