Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

ソチ五輪(4)ペア

ペアってTV放送がひどい状況でした。SPはネットで、FSはTVですがライブの方は中継がかなりの五月雨で、録画の方を残すことに。BSは全部やる、だった頃が懐かしい・・・・。

大方実力通りの出来でしたが、ソトルボア&クリモフがあんなに上げてきたのに驚きました。団体のFSでものすごくいい演技をしたイメージそのままにフリーを滑った印象。同国複数メダルは長野大会でのロシア、カザコワ&ドミトリエフとベレズナヤ&シハルリドゼ組以来です。前回五輪でロシア連勝記録は途切れたのですが、終わってみればペア大国ロシアの面目躍如という結果でした。
優勝候補がそのまま優勝するのは五輪では本当難しい中、優勝候補筆頭だったヴォロソジャール&トランコフが前評判通り、ほぼノーミスで滑り切ったのは素晴らしいことです。ただ、SPの「仮面舞踏会」で思ったより2位のドイツペアと点差がつかなかったことと、GPFとユーロでFSでのミスが出ていた影響もあってか、フリーはいつもと比べるとナーバスな印象に映りました。それでも母国ロシアで金。おめでとうございます。
銀メダルのソトルボア&クリモフは若いのにすでに熟練度を感じます。ペア大国の流れをきちんと踏襲した技術が五輪という舞台で開花した形になるのかな。まだまだ若いので次のペア王者筆頭、及び五輪優勝候補としての活躍を期待します。
銅メダル、サフチェンコ&ゾルコビー。団体は予選敗退だったのですがFSを滑る予定があったのでしょうか?SPはピンクパンサーって、ピンクパンサーは元々FSだったはず。チャレンジャーですよね。トップと5点ほどの差だったのでフリーでの逆転が期待できたのですが、逆にソロジャンプでミスが出てメダルの色に影響が出てしまいました。応援団もそこそこ多かったのでそんなにアウェイ感がなかったし残念。ラストのスロー3A、本当は3Loだったでしょうね。金はなくなった、銅メダルは持っている、ならば・・・という賭けだったのでしょうか。五輪金の夢破れた瞬間のチャレンジでした。
4位のパン&トンは本当にアウェイ感満載でした。ロシアの観客、前回メダリストに対する敬意がみじんも感じない印象でちょっと嫌な感じ。点も伸び悩みました。彼らもこれで引退。女性の体調もあるでしょう。お疲れさまでした。
5位以下も印象の良い組が多くて久々に見ていて楽しいペアでした。みんな次の五輪まで今のチームのままでいて、ペア競技を盛り上げて欲しいです。普段真面目に追っているわけでないので解散・チーム変更が多いと覚え切れません。認知度って本当大事なので。
最後に髙橋&木原組。キャリア維持のままならトラン君とのペアって期待が高かったのです。ただ五輪という夢舞台、そしてそれ以降のキャリアを考えた末のパートナーチェンジで、白羽の矢だった木原選手は本当大変だったと思います。SP18位でFSの滑走は叶いませんでしたが、結成1年でほぼ自力で五輪出場ができ、演技も大きなミスなくまとめました。次の夢、日本純正ペアが成し得ていない一桁順位、そしてニースでみせてくれたような歓喜の瞬間へ向かってまた頑張って欲しいなと思います。
木原選手のソロジャンプノーミス率の高さがすごいな(ちなみにシングルでは3Lzまでマスターで3Aも練習していました。コンビネーションが上手だったので、ペア転向でその技術が見られないことがちょっと残念です。