Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

トロッコ問題

この3連休に「過去最大級」と言われる台風が近づきましたので、出かける予定もキャンセルになり、3日間、引きこもりました。スーパーマーケットは木曜日から「異変」で棚の商品がなくなり始め、金曜日夜は念のため職場近くのスーパーに寄ってから帰宅・・・と思ったらレジが長蛇の列。レジ2台のみのミニスーパーなので仕方ないにしても有事なんだなと実感しました。実は普段からローリングストックを実践していたり、今年から生協を使い始めていたので食料は水曜日の段階で困らないだけあったので引きこもるためのおやつ的なもの・・・という感じで列から離れても良かったんですが、そういや胡椒ないや・・・とか思い出して。家に戻ってからもそういえば・・・というものが出てきて、土曜日の朝に近所のスーパーに追加買い出し。思ったより商品あるな・・という感じでしたがそれなりには混んでました。

ということで都内、マンション暮らしでの台風対策の覚書。

【普段からあるもの】

・レトルトおかゆ×3(常温で食べられるのでおすすめ)

・おもち

・ツナパウチ

レトルトカレー

米粉麺(小麦粉麺は体調によって腹痛を起こすので・・・)

・水2リットル×3本

・職場の災害訓練時に支給を受けたアルファ米×3食

【今回追加したもの】

・ラップ(ちょうど切れそうだった)

【停電・断水・風対策】生涯で初めて対応 集合住宅だとちょっとこのあたり意識薄いですね・・・

・お風呂に入り、風呂掃除をしてお風呂に水を張る

・物干し竿を室内に入れる(必要かどうか悩んだのですが一応)

・窓は特に何もせず

・ベランダには元々室外機しかないのでそのまま

・ご飯を炊いて2食分は確保(土鍋炊きなのでガスが生きていればどうにかなる)

・PC類、スマホ充電(職場の貸与も含め2台ずつある)

・リチウムバッテリーは充電済みだった(スマホ4回分は平気)簡易ながら懐中電灯にもなる

今後はこれにキャンプ用の固形燃料とかいるのかな??

個人的には塩味のものを備蓄した方がいいと思います。梅干しとか、煮干し粉、おでんパックも常温での保管できるものがあります。

妹からメールがきたくらい、有事だったな・・・、という台風19号の通過でしたが私の居住エリアはかなり強固な治水対策がなされているとこがわかり、本当に何事もなく済みました。とはいえ各地は被害が出ております。一日も早く日常が取り戻されることをお祈り申し上げます。

首都圏の強固な治水対策・・・これを本当に実感した今回の台風でした。一般には休みのタイミングで先日の台風15号の記憶も新しいところでの19号の通過でしたから人災的な要素は極力少なくなったように感じますし、八ツ場ダムは置いといて(ダムとして稼働していたらどうだった?)首都圏外郭放水路日産スタジアムの遊水池、岩淵水門、環七地下巨大調整池・・・首都東京、すごいな、これはそう簡単には遷都できないなと思いました。

一方で・・・治水対策、ギリギリだったようなんですよね。「決壊」と「氾濫・浸水」では大きく意味合いが違うので首都圏の場合は「浸水」被害になるのだと思うんですが、岩淵水門は隅田川を守るため荒川へ、首都圏外郭放水路はその水を江戸川にと「選択」されています。ダムはその土地から立ち退いた住民がいます。この場合はこうなる、こうするしかない、というのが予め設計されている事実を見せつけられた気がしました。今後少子高齢化に向かうにあたり、どうなるかというのはすでに設計されていて庶民である私たちはどうなるのかがうっすらみえた出来事でした。

個人的には普段は引き篭るするつもりの備蓄でいますが、1日以上の復旧がみえない場合は「移動する」と思います。避難所は単身だと厳しいし、そもそも金目のものがないので身軽に移動ができ一番負担がないです。一番高いのはマンションとパソコンwファングッズ・・・が散逸することになるのですが、思い出が大事かなと取捨選択できました。もちろん首都機能が麻痺したら・・・とかありますが、陸路と海路の復旧は早いと思うので。移動できること、その手段を理解していることが今の自分の強さかなと思いました。