Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2024年夏 ウズベキスタン サマルカンドの旅(5)鉄道予約&SIM・アプリ編

鉄道
今回、旅程を短縮したので、タシケント滞在は諦めてサマルカンド1箇所のみ滞在の旅程にしました。空港のある首都タシケントからサマルカンドまでは交通手段はさまざまですが、乗車時間が短い鉄道を選択。

飛行機がタシケント国際空港に着く時間から鉄道発車時刻までの時間がかなりあり、バスにしようかなと揺らいでいたのですが、いろいろなブログを読んでみると、アフラシアブ号の楽さには敵わないようで。公式サイトから発売日を狙ってアクセスして、日本のクレジットカードが弾かれることもなくあっさり購入できました。飛行機と同じeチケットで、さらにアプリもあるのでペーパーレス対応もしていて便利。

ところが、復路便購入の翌日から上記のサイトがダウンしたとかしばらくアクセスできなくなる事態に。復旧後、主要高速鉄道は夏期間はタシケント北駅(中央駅)ではなく南駅の発着になるとのことで、いやー、別ルートで知ったからいいけど知らなかったら当日呆然とするヤツだ・・・と。一応アプリや公式サイトにお知らせは出てますが、見ないよね。

ちょっと心配だったのは復路の時間。1時間でも長くサマルカンドに滞在したくて、飛行機の離陸時間22:15の3時間前タシケント着になる乗車券にしましたが、普通はもう少し早く空港のある都市にいるべきですよね。ここがギリギリを攻める私の悪い癖です。タシケント空港は出発時間の3時間前空港にいるように、とありました。実際セキュリティ検査が多かったです。

SIM・アプリ
昨年の旅行のタイミングでahamoのeSIMに変えたので、途中の韓国はスルーアクセスだったのですが、ウズベキスタンは対応外でして、別途SIMを用意する必要がありました。現地調達で通信そのものはあっさり繋がりましたが配車アプリ「Yandex Go」がアクティベートできず・・・。前年のブルネイでのアプリ使えない騒ぎがあり、今回は現地で設定するつもりが、こちらは日本でのアクティベート推奨で、またも空港で詰むことに。色々試しましたがダメで、本当は鉄道の発車時刻までの時間潰しにタシケントの一番新しいショッピングモールに行くつもりでしたが状況的に難しくなったのでエアポートタクシーでタシケント南駅に相当早めに入りました。6時間待ち(汗)タシケント南駅でもSIMを扱っていたので販売員さんに状況を「DeepL」経由でロシア語で尋ねたら、サービス休止しているという回答。えええ?

サマルカンド駅からは流しのタクシーを捕まえて、ホテルまでどうにか移動。ホテルの場所が分からないらしく、私の電話(現地で繋がる電話番号が付与)からホテルに電話して道を聞き出し、連れて行ってもらいました。いずれも配車アプリを使えばもっと安く済むところですが、そこまで高い訳でないので時間優先で移動。

翌日、街中のSIM販売店の店員さんに再度、「DeepL」経由でロシア語で尋ねてみました。ちょっと設定をいじって貰ったらSMSにPINコードが届いた音がして、無事アクティベートできました。登録できなかった理由はおそらく証明書の登録・設定の不備だと思うのですが、やり方が分からないので設定は迷わず販売員さんに委ねるが吉だなと、配車アプリアクティベート2連敗しての感想です。とはいえ、これ以降はクレジットカード登録もできて、「Yandex Go」アプリは自由に使えました。街中だけなら配車アプリがなくても不自由はしないですが、現地の人が普通に利用している便利サービスです。使えたことで自由度が格段に増しました。

仁川第一ターミナルからの出発。朝早い。

機材はボーイング878で、機内エンタメもありました。座席ピッチは広めだと思います。復路便は窓際で「うう」となったのですが、思ったより広く使え爆睡。

噂に聞いていた大河ドラマ感のある機内保安案内のビデオ。こういう無駄に壮大な作品、いいですね。

滅多に座らない窓側からの雲海。復路の仁川国際空港着。仁川ー成田が欠航なのでここで足止め。

タシケント国際空港。セキュリティが厳しいので出国フロアで遊ぶということができず。使えるATMは2台中1台、迷わず現金で日本円→ウズベクスムに1万円分を両替。1,000スム以下は切り捨て扱いでお釣りとしてほぼ受け取れません。10,000スム=120円くらいでゼロをふたつ隠せば日本円と等価に近いので計算はしやすかったです。

復路、タシケント制限エリア内。ほとんどスムが使えなくなりドルかユーロ支払いで欧米価格に。水だけは自販機で10,000スムで買えますが、出国審査前にスムは消費してしまう方がいいです。尚、クレジットカードのタッチ決済が使えるのでキャッシュレスで過ごせます。

繋がらないアプリと格闘していたらこんな団体が。五輪関係ではなさそうで。何だろう??


タシケント南駅。実はこちらの方が便利。隣が長距離バスターミナルで恐らく乗合タクシー乗り場も近くです。夜7時の乗車でしたが、空は明るくて気持ちの良い移動でした。アフラシアブ号は駅舎目の前のホームに停車、駅員さんが声をかけてくれるので間違いはないと思います。

懸念していた荷物預け所がありましたが、ソフトケース&貴重品はちょっと預けにくいかな。

ガジェットが増えると充電ポート探し問題が出てきます。タシケント南駅は出入り口付近にコンセントが。同じこと考える人多数。

自転車旅、いいな。街中では自転車に乗っている人が多かったです。

今回、日本人遭遇率が高かったです。行きは仕事はリアイアで、NPO的な活動をしているらしき「ザ・バックパッカー」な人に会いました。おやつ買いに行く途中で「日本人ですか」と声をかけられて捕まる。人の旅でのお金の使い方にあまりケチをつけないで欲しい・・・。

帰りはサマルカンドタシケント間の隣の席のひと。荷物大きかった。記者さん?という印象でした。私が陰キャラというか人見知りなので話が全く弾まない。すみません・・・。

アフラシアブ号車内。車内販売もあり、電源もコンセント(Cタイプ)で取れます。乗車券の値上げが続いているようです。

サマルカンド駅。各駅色は統一されている印象。日本の駅舎も見習うといいのに。ウズベキスタンイスラム教が主要宗教ですが、ステンドグラスもあったり、ロシア正教の影響もみえます。

サマルカンド駅の外。

「Yandex Go」利用車両内部。わかりやすいランドマークで落ち合わないとマッチングできないです。行きか帰りのどちらかは陸路、バスか乗合タクシーにしたかった。シルクロードを行く気分に浸りたかったです。