Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

高見沢メシSP 長野博降臨

私はALFEEファン歴40年を数えます。そして永遠の最推しは高見沢さんになります。「誰かのファンでいる」そのトップが40年揺るがない、そんな存在です。

対して長野くんは初めて「旧ジャニーズ関連」でファンになった人です。理由も「ウルトラマンティガ」のダイゴから。歴代のたのきん、少年隊、光GENJISMAP等々は全く経ておりません。入り口もティガきっかけなのでトニセン→V6という順番です。でも、そろそろ30年ですね。

いずれにしても現在進行形の「推し」ふたり、個人的には一番共演がないというか遠いと思ってきた組み合わせでした。高見沢さんは超男前な才能豊かで多忙なミュージシャン、長野くんはミュージシャンと捉えるなら音楽活動としてはあまり前面には出てきません。声が個性的で音が籠るのでトニセンの坂本くん井ノ原くんの伸びやかな声質に負けてしまうし、ふたりとキーが合わないのでメインに、となるとちょっと難しい。先日イナズマロックには出演しましたし、ミュージカルはやってはいますけど、ソロで普通に音楽活動している坂本くんの井ノ原くんと比べて音楽に関しては消極的だなという印象です。ここ数年は長野くんも上手になっているのでソロ歌手活動、いけると思いますけどね。

グループの共演も記憶の限りでは10回もなくて、うち坂崎さんとが3回、ALFEEでとなると5回くらい。MC的な絡みは皆無なのでV6の中でも大人しく、後陣的な長野くんはALFEEとの接点はかなり遠いよなと感じてました。尚、高見沢さんと井ノ原くんは「あさイチ」での共演がありこれが2012年頃、今年「旅立ちの鐘」のオファーとなるまで実に10年以上かかってます。きっかけは前年の2023年の「ネクジェネ」と「坂崎さんの番組という番組」コラボ企画があったからかな〜と。それでも「旅立ちの鐘」の時は井ノ原くんの方がプロデューサーとして強いでしょうから、ここでも長野くんはそんなに前面に出ていないし、楽曲も長野くんのキーに合ってなくて実は歌いにくそうだなと感じてました。

ここで一旦関係が薄くなるのかなと思ったら、今年7月の名古屋公演がALFEEとトニセンで連続だったことが奇跡となりました。番組ロケで名古屋に残っていた高見沢さんと、ご飯食べに早くに名古屋に入っていた長野くんが「偶然」出会ったこと、「高見沢メシ」にゲストに来た三宅健くんが長野くん出演の後押しをしてくれたこと、そして「チキチキバンバン」のプロモーションいうタイミングが上手く合ったことが今回の共演となりました。長野くんの名古屋での遭遇は「高見沢メシ」の他、ALFEEでのラジオ番組、NHK-FM「終わらない夢」でも語っていたので高見沢さん的にも「V6、トニセンで一番大人しい印象」の長野くんの、長野ファンなら知ってる意外なまでのフットワークの軽さと行動力に興味が出てきたんだと思います。また、高見沢さんは社交辞令ができない人なので本当に行くし、本当に呼ぶし、高見沢さん自身の行動の速さには期待していたのですが、こんなに急激に共演となったことに夢かなと。12月13日、久しぶりにTVをオンタイムで見ました。同じ画面に最推ししかいない至福すぎる絵面・・・(泣)

事前に出版系メディアで記事を読みましたが、期待を上回る放送内容の中身の濃さ!1時間スペシャルで割り当て30分以内かと思いきや35分使われていました。撮れ高凄まじかったんだなと。ひとつ苦言があるとすれば、バンドマンがマンドマンの目線で美味しいものを紹介する番組なので、長野くんの紹介した食材ではレベルが高すぎますw気に入ったゲストには「また来て」とタメ語の高見沢さん、(何ならその後TBSラジオ「ロックばん」の出演に続く)長野くんに対しては「定期的に来て」と。相当気に入ったんだと思いますし、長野くんに対しての印象がかなり変わったのでは。高見沢さんの「トニセンは踊るグループ」というパブリックイメージ、タレントさんにはどこかファンタジー的なものが必要です。高見沢さんはライブをみて絶対少年隊とか「Music For The People」のトーンをもう少し出すべきだよなというのと、長野くんと高見沢さんはキーが近いので高見沢さんが歌いやすい曲=長野くんを生かす曲をロックテイストで作ってみたいという構想が芽生えているかも。

「旅立ちの鐘」の顛末もこれまで断片的に出てきましたが、今回しっかり聞けました。内容が全く違うものになったというのはそれはトニセン側のオリエンが下手なのでは??w事前の記事もロックバラードとなっていましたからね。高見沢さんの根底のひとつである王道カレッジソングに対し、「幼稚園」が舞台となる感性を持つトニセン、このギャップが埋まった時にすごい楽曲が出来そうですし、高見沢さんの歌詞の世界も変わりそうです。

長野くんに対しても、ALFEEの本気、「アルコン」をみて、場を圧倒するパフォーマンス、高見沢さんは長野くんとは真逆で曝け出す力がとても強いので少し高見沢さんのキャラに寄せることによる、長野くんの弱点克服になって欲しいなと。岡田くんのV6写真展でのコメント、私は写真展は行かなかったのですが「むき出し博」という写真がどんなものだったのか。長野くんが崩れない、どこか表現を制御してしまうことに対する発言だったと思っていますので。

ウルトラマンティガ」いじりがあったのも嬉しかったです。全てカットだったと思いますが(怒髪天さんの特撮トークもばっさりだったらしいので)「ウルトラ8兄弟」の映画を見ている高見沢さん、ダイゴを演じている長野くんはマジで羨ましいと思っているはずです。高見沢さんは年明けのウルトラ仕事がまたあるようで、ダイゴ、ティガ絡みでも共演してもらえたらいいな〜。

「色が白くて、声が高くて、パワフルなところ」を共通項としながら性質は真逆で、共演の可能性が低かった最推し二人、高見沢さんと長野くんの食を介した夢の共演でした。