1月20日に桜井さんがお誕生日を迎え、3人合わせて210歳というめでたい日を迎えました。3人合わせて・・・私的には強力なパワーワードです。このあとトニセンがここに到達できるとき、自分も70歳超え?いやいや・・・(汗)
普段「カモアル」は見ていないのですが、(映像を見るのは相当なタイムラグがあるので・・・・)「桜井さん古希スペシャル」はほぼオンタイムで配信を見ました。桜井さんの性格を評する箇所がいくつか出てきましたが、一番は「古希になった報告を亡き両親に手を合わせてした」でしょうか。本当、桜井さんからは善良な日本人という感じがします。しかもご母堂が鬼籍に入られたのはつい最近(2023年)ですよ!高見沢さん母も同年で鬼籍に入り、長寿の印象がありますが高見沢さん兄は短命だったので、健康な状態で全員70歳となったのは本当素晴らしいと思います。高見沢さんの今後は1年1年が大事という言葉が重いですが、ファンとしてはどこまでも見ていけたらと思います。
桜井さんのことを語ることがほとんどないので、この機会に。
桜井さんについては自分がALFEEファンになった頃が「メリーアン」「星空のディスタンス」「StarShip」ヒット時期なのでナチュラルにALFEEのメインボーカルという認識でしたが、彼らの歴史を紐解くと、桜井さんの不遇さが際立つというか。ルッキズム的なところで選ばれた高見沢さんとミュージシャンシップのある坂崎さん。それに対して桜井さんはメンバーも認める「天性の声」を持っているというまさに天才。いくつか考察が出ていますが、桜井さんの声を活かしてメジャーデビューしなかった理由として20歳そこそこで完成され過ぎている点もあったのかなという日本の芸能界は「育てゲー」的なとこがある極めて日本ぽいところもあったと思います。コンフィデンス名義の時も坂崎さんがボーカル。結局は桜井さんをボーカルにした曲でヒットした訳ですから人に認知される条件はある程度理由があるなあと思ったりします。宵越しの銭は持たない印象な坂崎さん、高見沢さんに対し極めて堅実的な桜井さん。70歳になってもそういうところは変わっていないなと思いました。パフォーマーとしては曝け出す力の強い高見沢さんと内省的なところで味のある坂斎さんに対し、桜井さんには天性の声と高見沢さんに鍛えられた表現があります。過去のインタビューにちょいちょい出てくる「桜井さんは歌えば歌うほどよくなる」という点に特性が端的に出ていています。
ALFEE デビュー50周年の時に一度50曲を選んでます。
今回はこの時に選外となった曲からさらに桜井さんメインボーカル10曲を選んでみようとお思います。年末年始に坂崎さんラジオ「坂番」でそれぞれのメイン4曲がかなり面白かったので、真似してみます。
冬将軍(1979年 シングル)
高見沢さんとのツインボーカルですが、桜井さんメインに据えたとされる最初の曲。結局メジャービジューも再デビューも「高見沢さんメイン」であることが商業的な何かを感じますが、桜井さんの声はやっぱりすごいなと思わせる一曲。ほとんど変わっていないです。
BLUE AGE REVOLUTION(1985年シングル B面)
A面が「霧のソフィア」で合わせ方がちょっと異色。ライブで聴きたいな。どこかでやらないかな。
COMPLEX BLUEー愛だけ哀しすぎてー(1994年シングル 他)
自分の中に一切ない設定ですけど、ドラマ的な曲として好き。桜井さんの声に苦しくななるほど。こういう曲、堅実な桜井さんの中にもないと思うのですよ。高見沢さんの鬼プロデューサーっぷりが見えてくるw
今日のつづきが未来になる(2016年シングル 他)
50周年の時にインスタ投稿時のBGMにしました。こういう曲が沁みるようになったなと彼らの重ねた年月を思うとぴったりすぎる。
KO.DA.MA.(2024年シングル)
アニメ、ジャンルものが合いますが、久しぶりにプロモーション映像を制作して、これがまた格好いいのですよ。「時刻表のない旅」・・・旅曲でもあります。高見沢さんの5歳児ぶりが垣間見れるw
白い夏バレンシア(1983年 アルバム「ALFEE'S LAW」
旅曲。「真夏のストレンジャー」類似曲。ビジュアルが浮かぶような曲でむかーしイラストを描いた覚えがあります。
LOVE(1996年 アルバム「LOVE」)
「COMPLEX BLUE」同様、桜井さんの堅実さとは真逆な「狂おしいほど」の感情が曲となって表現されています。高見沢さんの創作の世界観は桜井さんなしには出せない、そんな1曲です。
Neo Universe PART I(2010年 アルバム「新世界」-Neo Universe-)
こういう無国籍感のある曲はALFEEっぽさがあるものでもありますが、力強い推進力を感じさせる曲です。
三人スイッチボーカルですが、桜井さんパートが多いので。記憶に新しい2024年武道館で生歌唱を聴いて、ただいま絶賛ヘビーリピート中。先の「Neo Universe」同様、強い推進力を感じます。高見沢さんが吟遊詩人感、坂崎さんが吉田拓郎さんテイストと1曲の中で表現を振り切っているます。
Bridge Over Troubled Water(1998年ミニアルバム「Pride」)
坂崎さんがハモリをつけてますが桜井さんボーカルの美しさ、伸びやかさをソロで丸々堪能できるのがS&Gカバーという。これだけ、別次元です。桜井さんのボーカリストしてもっと全面で聴きたいなと、これを聴くとよく思います。
桜井さんは、夏場にエアコンを使用していないなど「喉のケア」には細心の注意を払っています。昨今の気候は体調にかなり影響を与えますので夏場は高原、冬は四国、静岡、房総など多拠点生活してるといいなと。お酒とタバコはほどほどに、今後の益々のご活躍をお祈りしています。
古希祝いにテーブルセットをしてみました。紫芋菓子で頂き物のスパークリングワインで。1本空けてしまい酔いが回り過ぎて昼寝〜夜寝w雑記が遅れたのはこのためです・・・。