Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

ALL SHOCK UP(ネタバレ有)

坂本君舞台「ALL SHOCK UP」見てきました。時差ぼけのせいか(おい)何のせいかわかりませんが、どうも舞台のテンションについてゆけなかった・・・。帰ってきて軽く調べて見たら「ALL SHOCK UP」の邦題は「恋にしびれて」だそうで。だからああいう内容なのか・・・・。

技巧的な話をすると、坂本君、「監獄ロック」のド頭で思いっきり音外してしまって頭の中で思いっきり「ええええっ」と突っ込んでしまいました(笑)ここ数年声にパンチが無くなっているのがなぁ。動きのキレもやや。年末進行で忙しくて睡眠足りてないのかな。手足の長い人はその長さに振り回される事があるらしいので、年々維持が大変なのかもしれません。それにしても足長いなーと妙なとこで感心。それと今回は群舞が微妙に揃っていなかったような気がします。演出的な事を言えば場面転換も多いので少し集中力を欠きますね。

それよりいまいち乗り切れなかったのは「一目惚れ」で恋に落ちた女性達が揃いも揃ってピンクのドレスを纏う演出が自分的にお気に召さなかったのかもしれません。見た目だけで容姿だけで簡単に恋に落ちるなよ~とか。タイトルが「恋にしびれて」ですからそんな堅苦しい事抜きに楽しめればいいのかな。2幕の終盤はライブのような盛り上がりでしたしね。女性陣は皆歌上手いね~。宝塚って、やっぱりすごいんだね。

それとエルビス・プレスリーの楽曲、大好きな訳ではないのですが、スケートファンであるが故の聞きすぎでもあったようで、良く知ってる曲が思いっきり日本語に乗ってしまうのにかなり違和感を感じました。「好きにならずにいられない」なんて脳内で有香ちゃんやストイコ(ちなみに彼のファーストネームも『エルヴィス』)が滑ってましたもの(苦笑)「ラブ・ミー・テンダー」もそうですね。「監獄ロック」に至ってはトニセンがプレゾンでやっていますから。なので話の筋を気にせず、ノリを楽しむ舞台かな、そんなつもりで見ればいいのかな思いました。

尚尾藤さんはリーゼントにして初めて「尾藤イサオ」と認識しました(笑)あの頭で見分けていたのか??娘も父譲りのパンチのある声です。後デニス役の岡田君がかなりナイスなコメディセンスをしていました。坂本君がコメディとして役になっている訳でなくデニスがストーリーテラーだったので結構重要ポジション。というか、岡田君てバンドのボーカリストというより俳優業の方が活動多い??

そんなでした。今回の舞台を見て、6月にやった舞台をもう1回見ておけば良かったと、全然違う事を考えてしまいました。今年2回違う内容のものをやって、そっちの方が全然好みだったなと後で後悔したりします。