Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

自分の出来ること

3/26からウルトラアクトのティガシリーズ、長野君本人出演のCMが流れているというのにびっくりしてCMの捕獲を急いでいるのですが、ひっかかりません。限定商品かと思うので流す期間短いだろうから、今日の夜中、長めに録画してみようかな。ティガ放送15周年での嬉しい出来事でした。

今回の震災は「今自分にできること」がキーワードになっています。神戸の震災での反省が活きているのかなとは思うのですが、ティガの劇中に「自分に出来ることをやるだけ」という台詞が出てきます。15年後に今の状況にマッチングした事が不思議でなりません。

村上龍が今回の震災で「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」という自身の小説を引用し「全てを失った日本が得たものは、希望だ」とニューヨークタイムズに寄稿したというのが記事になりました。平和故に忘れていたもの、「未来への欲求」は「自分の出来ること」の積み重ねで実現出来るものだと思うのですが、政府にしても大企業にしても組織が肥大しすぎで「自分が出来ない事」を無茶な状態のまま現場に押し付けている現実がクローズアップされたな、と思います。

自分に出来ること、出来ないことのバランスは難しいです。東京はもう、日常が戻りつつあるので、現場から少し離れると「有事の危機意識」がちょっと低い印象があります。それがまた辛いな、と日々実感しております。

ところで村上龍の寄稿文は「パンドラの箱」がモチーフですよね。