この方のトークイベントも機会があれば行きたいなと常々思っていたところ、タイミングが合いまして出かけてきました。沢木耕太郎さん好きは以前より公言している私、基本的には紀行文はたいていのものは好きで女性では角田光代さんなんかも読んでます。で、男性ではこの人、吉田友和さんの本はほとんどのシリーズを購入しています。本人もイベントで語っていましたが、「旅をどう攻略するか」という部分に重きを置いているタイプで質より量、そしてライトユーザー的な部分もきちんとあるところに非常に好感が持てます。一応私は女子なのでどこそこに「沈没」したとか汚そーなゲストハウス、ドミトリーの泊まり歩き武勇伝的なものはあまり好みではないので吉田友和さんの著作はそのあたりの感覚も近いですし、表現が明るいです。あと会社勤めをしながらの旅指南的なところも好みです。そんな理由からか、成田空港なんかでは非常に売れる旅行作家のお一人とのこと。なのでちょっとだけ、結局会社を退社されてしまったのは残念でした。
TVにもたまーに出ていたりしてたりしますがイベントでお会いできるのは楽しみにしていました。
内容は新刊の「北京でいただきます、四川でごちそうさま。」の旅行記を中心に取材写真を使ったトークです。
近況として近江八幡のお祭りを見に行った際、手の指を骨折して全治半年という状態（お、お大事に 汗）四川なんて確実にヒロシ・ナガノと同じ店に行ってそーでw現時点での中国LCC事情なんかもお話いただいて、成都とか今までアクセスが難しかったエリアも直行便が就航し、各所行きやすくなったそうです。基本食べ物の写真多し（本当、長野くんぽい）写真の説明に終始した感じなのでややオリジナルな感想が少ないですがそのあたりは作家さんなので本の方にぶつけていただければいいかなと思います。
イベント会場は旅行関連に特化した西荻窪の本屋内なので、その後そこで書籍を購入してサインをいただける時間も。サイン本なんて久しぶりです。本当はKindleで買おうかなと思っていたのですがこういうイベントがあると紙の本っていいですね。
ただ、私の悪いところは本人に対峙するとあんまり話ができません。ほとんど質問らしいこともできなかった・・・・。こういうところ直さないとなんだけど全然ダメです。先日の今井遥さんに至っては筆記用具を忘れてサインすら頂かなかった残状でしたが、今回は書店の方に筆記具があったので無事サインだけは入れて頂けました。サインされる側の名入れもできましたがが私はお断りしましたwこういう場にアップできないですしね。
今後の活動予定としては京都に長期滞在して半日旅の関西版に着手されるそうです。気づけばお子さんはお二人。奥様の方も旅行作家的な活動兼編集者なので今後お子さんたちがどのように関わって来るのか非常に楽しみです。
