Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

フィギュアスケート本の玉石混淆な世界

フィギュアスケートがブームと呼ばれるようになり、TV放送もですが、雑誌もものすごい数でております。私10年後の楽しみ(笑)として一応全部購入していたのですが、あまりの数にさすがに絞るようになりました。後発のムック本はほとんど購入しておりません。一応中身を確認をしての判断なのですがあまりの質の悪さに辟易しております。ある本はレンタルフォトを編集したお手軽写真集。取材を一切せず、写真集になっていればいいと判断した編集を吊るし上げたい気分になりました。なので結果昔からの雑誌、明らかにファンで愛情たっぷりなDAI-X出版のものくらいかな。羽生くんの写真集はいずれ買うと思いますが今は保留中。

ブームになって露出が増えて・・・結果質が下がるということが残念だなと思います。TVも放映時間が増えただけでやっぱり専門的に見たいとなればBSとかCSとかに頼ることになります。世間のTVを見る人のスキルってそんなもんなのかな?もっと大事なものってあると思うんですけどね。。。。

そんな中「チーム・ブライアン」は近年ではかなり面白い本でした。オーサーは現役より知っている数少ない人物ですが、こんなにコーチングに優れている人とは思いませんでした。一般企業のマネージャーになって欲しいくらいです(笑)というか私が部下になりたいwクリケットは超高級スポーツクラブに違いないかもですが、そのスタッフも素晴らしいのかと思うと羽生君はいい決断をしたんだなと思います。あそこならマスコミ対策にも長けているようですし、心配はいらないような気がします。

日本で怪我が少なくピーキングが上手といえば佐藤組なんですけど生徒の気付きにかなり時間をかけるんですよね。長久保さんの方がチームの出来不出来が大きいような気がします。今後、若いコーチがオーサーのノウハウを学んだらスケートの世界はまた素晴らしい可能性があるのかなと思います。