Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2022北京五輪(13)そのほか雑感

久しぶりに全カテゴリー、ちゃんと見ました。ソチは夜中に起きて頑張って全部見ていた気がしますが平昌は日中競技だったので部分的にかいつまんで。今回はリモートワーク下という最強の環境でしたのでそれはそれは何の気兼ねもなく様子を追うことができました。ただ、流石に日中競技はTVをオンタイムで見るということはせずリザルトを追ってました。でも正解でした。オンタイムで見たら以降仕事にならなかった・・・。

夜競技のダンス、女子シングル、ペアはTV観戦でこれがものすごく疲れるw
北京五輪ブートキャンプ状態で、見ているだけなのに体重も落ちてきました。見ているだけでこれですから選手は本当大変だったと思います。中国飯と呼ばれ食事事情もいまいちだったのではというのは容易に想像がつきます。。。味の素がブース出していてよかったですね。

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会場が首都ということで移動の大変さは少なかったのではと思います。氷の質は良さそうでしたが、男子シングルは後半G都度製氷にしないと毎回演技が荒れるなとは思いました。写真はGPFで行った時のものです。今回は観客を入れませんでしたが、地下鉄路線近くで行きやすい会場です。満員のお客様の前で滑って欲しかったな。今回全体を通して非常に感じたのは日本全体のレベルの高さ。特に滑る技術はトップクラスで、あとはアイスダンスが追いつけば・・・というところです。逆に各国の技術が落ち込んでいるのかなと心配しています。世界中に競技人口が増えることが人気継続になるので日本選手が各国に技術指導するようにしたらいいのでは。日本人の場合は言葉の壁が出てきますけど。
選手同士が非常にお互いリスペクトし、仲が良いのが微笑ましかったです。個人競技なのでどうしてもバチバチな印象が強かったフィギュアですけど、女子シングル以外はとても平和な表彰式でした。それもあるから女子シングル、もう少し周囲にリスペクトできる大人な選手が活躍できるようになって欲しいです。勝ち負けが全てではないんだよと。

以下雑感

EX
EXは新採点以降、これはという演目が減っていて、やっぱりいいなと思うのが少ない中、こういう時はロシアペアの美しさが際立つなと「タイタニック」を見て思いました。
Twitter上でやはり賛否になっていた鍵山選手の「明日へ」、この演目をやると知ったとき、MISIA側の売り込みかなと思いました。日本の芸能を世界的舞台で試すのは正直やめて欲しい。鍵山くんの無駄使いでした。MISIA陣営は今中国展開を進めているんですよね。その一環で鍵山くんに声をかけたのは先見の明があるとは思いますが、自分たちのクリエイティブを押し付けるというのがどうにも。以前安藤さんにワダエミの衣装を着せてみたり、佐藤有香さんにハナエモリを着せてみたりの歴史を思い出しました。フィギュアスケートの日本のパフォーマンスレベルは世界屈指です。少なくても衣装と振り付けはフィギュア専属の人に任せて欲しかったです。

恐らく今後フィギュアスケートや新体操、体操、シンクロは日本のジョービジネスのグローバル展開の実験場とされてしまうんだろうな。それで洗練されれば、とは思いますが、世界向けとローカル向けは違うという事を理解して欲しいです。

余談として音楽を使ってくれた事を喜ぶアーティストがいる一方、訴えにでたアーティストもいるようで考え方の相違が興味深かったです。なかなか難しいですが、今後はシェアの文化なので制限かける人は淘汰されると思います。

メディア
羽生選手というスーパースターに対し、他メダリストの扱いが悪いという声がありました。過去、スケートファンになりたての頃は同じように感じたことがありますし同じように憤ったこともありますが、(私の場合、佐藤有香さんの世界選手権優勝に対して、表紙にならなかった「スポーツ・アイ」とか、高校野球に扱いが負けたとか・・・です。一緒一緒)今は消費対象にならないのでいいのでは?と思います。他競技と比べてフィギュアスケート自体五輪では人気種目だから露出は充分多い方ですし。(この件は後日別エントリで記事を書きます)羽生くんに対してだって露出は多いかもですがそれらからは選手に対してのリスペクトは全く感じないです。あれだけのスケーターなのにそれこそ4Aだけとか好きなゲームやお姫様抱っこの部分しか話題にならないの、悲しいです。

結果を3回出せば、自ずと注目は増えてきます。例えば鍵山くんはまだシニアで2回目の実績で、次の世界選手権で優勝すれば世間の目が確実に変わります。彼にはマスコミ受けする背景が非常に多いので、ちょっと心配。杞憂であることを祈りますが。
スポーツ選手の消費期限って、見た感じ長くても15年かなと。現時点唯一の女子金メダリストの荒川さんですらショーでの集客は難しくなってますし、最近の扱いはどうかなと感じてます。ただ、彼女は社会人としても大変素晴らしいです。やはり金メダリストとしてではなく、その後をどう過ごすのかが大事だなという生き方のモデルのようで、そういう意味でも大変尊敬をしています。坂本花織選手のコーチ、中野園子さんの坂本選手への言葉「メダルを首にかけて、過去を思い出して生きていって欲しくはない。素敵な女性になってください。」素晴らしく深い、いい言葉です。

でね、私オンエアを見そびれたのですが、佐藤有香さんがリモートで出演された番組があったようで、それに対し彼女の家族関係の事を全く知らない司会者にTwitter上で憤慨していた人が沢山いたことが救いでした。知る人が知ればいいんですよ。大体、私の勤め先は五輪TV放送で広告出しているんですが、その案内文書の書面には今回不参加の選手が入ってまして、さすがに広報部へ抗議しようと思いましたw羽生くん、宇野くんはありましたが鍵山くん坂本さんの名前もないし、世間なんて、そんなものです。だからファンが一過性でなく自分のペースで長く長く愛してあげて欲しいです。それからTVに出なくてもSNSで自己発信の時代だから、特に鍵山選手はSNSの使い方が神クラスで上手なのでそこで今後直接コミュニケーションがとれますよ。もうインスタライブはやらないだろうけどw(今となっては希少だわ)

公式SNS
TV電話風とか、取材デー密着とか、企画としてはなかなか面白かったです。

札幌五輪招致
2030年開催を狙っているんですね。東京五輪でようやく理解できたというか、予算の大半が設備とそれに関わる人件費で、五輪をやりたがる人って、建設業界・ゼネコン系なのか。そういう視点で見ると東京五輪の開会式、不評だった箇所はゼネコン系の人は好きそうなテイストだなと(唐突だった大工シーンがとても出来が良く見えてくるw)。森さんが委員長だったのも、ジェンダーギャップやコンプラ的にアウトな人が鎮座できたのも意思決定が異様に遅いのも、官僚的密室政治的なのも理解できます。消費材系メーカーはサブスクモデルへの移行もあり、高額な広告費のわりにリスクの大きいイベントはもう参加したくないというのが本音でしょう。五輪を維持したいのなら、一番やりたがっているゼネコン系が選手強化費用や広告費を負担してBtoC部分に口を出さないようにすれば丸く収まる気がします。実際、フィギュアスケートは水面下でバトルになってますよね。木下系と三井系がバチバチしているな・・・と最近感じてます。