Minato's memo

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2022北京五輪(14)番外編 スノーボード冨田せな選手

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フィギュアスケート以外の五輪種目にはものすごく疎く、実はスノーボード界では超有名人の平野歩夢選手ですらその出身地が新潟県村上市ということ、今回の五輪で知りました。私、一応新潟県にルーツがあるので多少は新潟関連ニュースには反応するのですが、スポーツ選手と「新潟県」というものがあまり結び付かなくて、あ、そうなんだと感じでした。で、最近ちょっと母方の地域縁で妙高市の郷土人会のお手伝いをしている関係でTVで妙高市関連の放送、あるのかな〜とたまたま検索をかけて、平野選手と同じ競技、スノーボードハーフパイプ女子に妙高市在住の冨田せな選手、るき選手の姉妹がいるということを知りました。お姉さんのせな選手は前回平昌大会も出場していて、8位入賞、1月のX Games冬季大会の日本人初の優勝者ということで、既に実績充分な選手でした。


妹のるき選手もW杯で表彰台に上がっているスーパー姉妹です。ひょっとして五輪メダル候補なの??というのもあり、ちゃんと応援してみようと思いました。

予選はやや抑え気味かなというのを感じました。今回の北京五輪スノーボードハーフパイプの会場は以前冨田せな選手が脳挫傷という大怪我を負った場所とのことで相当なトラウマを抱えながらの競技参加だったそうで、そのせいかも。予選を経ての翌日の決勝はよりにもよってフィギュアスケート男子シングルフリーと時間丸かぶりwフィギュアの後半グループとは被らないようなので最初はスノーボードの方をチェックしました。で、時間を合わせたタイミングで2回目が終わったところで暫定2位で、LINEグループの実況が大盛り上がりw私は普段ほとんどLINEはやらず、このグループは妙高市土人会の人たち、平均年齢75歳の方々で、この年齢の方のLINEの使い方って独特だな〜と、眺めてましたww

私はTwitterで、ご当地選手が出る場合「うちの子」で応援する風習のある「ほぼ日」の「見たぞ」が相性がいいかなととスノーボードの方はハッシュタグに「#mitazo」をつけて実況。特に写真を提供いただいた、この記事にもアップしました姉妹応援ライトアップ写真はそれなりに「いいね」がつきまして、フィギュアスケートとは違う観戦者と関わることができまして面白かったです。

結果は冨田せな選手は3位、銅メダル。スノーボード界女子選手初の大快挙となりました。妹のるき選手は5位入賞。すごいぞ、冨田姉妹。そのすごさはフィギュアスケートをガチで見ている身としてはまず3位までに入るのが本当に大変、スケートの方の銅メダルは宇野昌磨選手に坂本花織選手という名前と戦い方を見ても強く実感しています。

尚、郷土人会に参加している親戚の娘から別LINEで「鍵山くんてすごいね」という連絡が来ましたww世間はやはりフィギュアスケートだった。。。
そのLINEには「すごいでしょ〜」と返しておきましたw

ワイドショー等はそんなに追いませんでしたが、インタビューの受け答えが割ときちんとしていてなかなかの好感度。

オフシーズンは地元妙高市でアルバイトをしているとか、姉妹での出場で親御さんの資金繰りが大変とか、普段フィギュアスケートでは感じないアスリートのリアルに触れることになりました。

これ、HIKAKINのツイートですが、彼はガチ妙高市の出身。なのに、地元の選手より「金メダリスト」です。これが世間の反応のリアルです(恐らく知らないのでしょう)

他の競技をみるとフィギュアスケート選手の恵まれ具合を強く感じます。ちょっと有名になればすぐスポンサーがつく、アイスショーもあるのでスケ連に吸われるとはいえ、アルバイトしているというトップ選手は皆無です。全員普通に大学に行きますしね。競技全体で強化にも取り組んでいて気付けば相当なトップクラス、GPSは最近あれですが、全日本は地上波ゴールデンでTV放送、ISUチャンピオンシップもまあまあいい時間で放送。日本開催の世界選手権は全カテゴリ地上波ゴールデン。雑誌は多数発売。こんなスポーツ、そうはないですよ。なので今回の五輪で羽生選手とそれ以外で扱いに差があるなんて、贅沢な文句です。冨田せな選手が事前にX Gamesで優勝しているという情報すらTVではアナウンスなく、女子の決勝は当初録画放送の予定で、小野選手が2位通過になったことで急遽のライブ放送になりました。しかも、先ほど書いた通りフィギュア男子フリーと被るという・・・。

その後、「THE レジェンド」に出演。スノーボードの選手は先に帰国していたので、ゴールデンにスタジオでのTV出演で、相当な尺で扱われていたので違う意味で録画しておけばよかった・・・・。この件は宇野選手ファンはおこでしたね。スキー系ありきの編集と、羽生くんより女子フィギュアを取り上げたかった編集かなと感じました。地上波ゴールデンはやっぱり「女子フィギュア」にスポンサーがつくので・・・。

興味のきっかけはかなり邪でしたが、アメリカで盛んなスポーツの現在地も知りたいのもあり、今後この姉妹の推し活動もしてみようかなと決心しました。流石に今のTwitterと合流するのには勇気がいるので別アカウント取ったり、メインとは分ける予定ですが、単一選手原理主義者が苦手なのでそれらを避けるためにあえて一緒にしようかなと考え中です。