Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

47都道府県塗りつぶしの旅(4)番外編 妙高市の旅

今回は富山と福井がメインでしたが、もうひとつ、私のルーツである妙高市の方にも寄り道をしています。代替わりをしてすっかり縁遠くなりましたが、ちょっと郷土人会のお手伝いをしているのもあり、改めての勉強がてらでお邪魔しました。伯母が亡くなって以来、16年ぶりの訪問で観光としては初めてです。

なかなかイケメンな北陸新幹線。初乗車です。

4月29日出発、混雑日になります。ほぼ始発を目指して。元々は長野までバスで行こうと思っていたのですが渋滞にはまったらしんどいので、新幹線に変更しました。本当なら特急券代ケチって大宮あたりから乗りたいところでしたが、GW初日ということもあり、指定席が取れず東京駅からの乗車。駅はそれなりに混んでましたがひとつ待てば次の新幹線では座れそうでしたし、そもそもの目的地はまずは長野、ちょうど良い時間の長野行き「あさま」が臨時だったらしく、そこまで待たずに乗車、そして目を疑う光景となりました。

6時40分頃で時刻表にない時間なので臨時か、東北新幹線との調整での時間なのかわかりませんが、GW初日で、このがら空き具合。そもそもですが、自分自身が当初長野までバスで行こうと思った位、昼のアクセスが多いのでカニバリをおこしているのかもです。尚、東京-長野間は安いバスで3,000円、高くても5,000円以下で昼には長野駅に到着してしまいます。時間は確かに新幹線ですが(1時間半!)昼行便の豊富さには長野県の送客に対しての強い意志を感じます。長野止まりの「あさま」は東海道線における「こだま」のような扱いなので、尚更そういうことが起こってしまうんでしょうか?

長野県に関しては47都道府県中1、2を争う位出かけている地域です。ご開帳中の善光寺は行きたかったですが、戸隠神社と合わせてまたスケートの観戦時にでも。(いつになるやら・・・・)

懐かしの信越線カラー。

長野行新幹線が開通した頃は長野から先の上越エリアは非常にアクセスが良くて、妙高方面、行きやすくなっていたのですが、北陸新幹線開通時に長野ー妙高高原は「しなの鉄道妙高高原直江津は「えちごトキめき鉄道」と分離、第三セクター線となりました。今回の旅の帰路が東海道線で一筆書きができそうだったのが、北陸エリアは全て第三セクター線で無理となりました。鉄道ルートは厳しいなという感想です。上越妙高駅(エリアは上越市)という新幹線駅、地元の人にとってはどうだったんだろう。

妙高高原駅は30年弱ぶり、小学生(中学入学前)以来でした。当時はそれなりに観光地として活気があったのですが・・・。来るの遅すぎたかも。全く変わっていないというのが悪い意味で顕在化しています。モータリゼーションの進展で駅の役割が終わってしまっているんでしょうか。車利用者に対して、私のような単身者の他、学生、高齢者(自動車免許返納者)は公共交通機関利用が主で、駅を降りて最初に見る光景ってものすごく大事なんですけどね。私は過去の旅行で、何度も何度もその風景に感動してきています。

駅舎は速攻建て直しした方がと思います。「雪月花」というリゾート列車を運行していますが、途中の駅をみて「降りたい」と思わせないと駅を通る観光列車としては失敗だと思います。今の鉄道会社の社長はいすみ鉄道の社長だった人のようなので、そのあたり今後の期待とします。

観光案内所はできたばかりできれいでいろいろ工夫があります。レンタサイクルもありますが、体力がないと坂道が多いこのエリアは走破無理。

ビジターセンター。出来立てのほやほや。

いもり池。私にしては珍しく雨になってしまい、折角の景色が・・・。

展示物はなかなか楽しいですし、休憩スペースが充実しているので居心地は良いです。

駅に近い宿に宿泊。

温泉宿としては充分ですが、部屋水回りと電気系統はやや難。エリアとしては妙高温泉で、どうやらここ1軒のみの営業のようです。ビジネスユースでない観光客用部屋はもっといい感じなのかな。(そういう扱いには慣れている)

近所をうろうろ。

宿は朝食のみプランなので近くのお店で夕食。新潟名物タレカツ丼。食べられるか不安でしたが、思ったよりあっさり、炭火焼き風味でもあり、なかなか美味でした。
私は山菜料理ができませんので出かけた先で味わうものになります。こちらもなかなか美味しかったです。ふきのとう、ちゃんとした苦味のある味わいです。(苦いのは平気)

朝ごはんは鍋で温めて固まる豆腐付きという工夫。全体的には美味しいのですが、大事な点。新潟県の皆さん、お米を大事に炊こう。今まで新潟には何度も来ていますが、そういえば「お米」を美味しいと思ったことないです。今回それを意識的に感じようと思ったのですが、米のブランド(新潟コシヒカリ!)過信するあまり、お米の炊き方や保存の仕方が雑かもな・・・と。旅行者のハートを掴むにはまずは胃袋だよと、普段全くご飯を炊かないくせにたまに炊くときは土鍋派からの提言でした。

隣駅の関山駅へ移動。こちらはガチ親戚宅最寄駅です。こっちの駅の方が当時よりきれいで大きくなって高原駅っぽいです。壁面はもう少しきれいにメンテナンスして欲しいところではありますが。

駅舎内も有効活用。お茶もできます。

関山神社と旧関山宝蔵院庭園。関山神社は駅から歩けますので、もう少し綺麗にメンテナンスをして来訪者アピールをした方が良いかと思います。

次の二本木駅は鉄道マニア垂涎(?)スイッチバック駅になりますが、そこは下車せず。意識的にスイッチバックは堪能しました(若干乗り鉄w)
新井駅は初下車になります。市役所が近いので少し開けている印象です。自販機が朱鷺。かわいい。

駅前商店街はなかなかきれい。どのくらい営業しているのかな?

ちょうど朝市が。そして初めて本物を見た、無印良品の移動販売車。そうか、移動販売車がきてしまうエリアなのか・・・。こういう販売をやっている人、普段はどこにいるの?と質問をしたのですが、ちゃんとは答えていただけませんでした。

商店会で一軒、お店が気になり、ここで食事。日替わりがハンバーグしかなくて失敗したかな??と思いましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。全体の付け合わせも素晴らしく美味。トマトが甘い!トルコの野菜を彷彿させます。ご飯少な味のオーダーで「ウチのご飯、美味しいよ」と言われたのですが、残念ながらご飯は普通でした。私の舌、土鍋ご飯の弊害かしら???

新井駅からタクシーで「道の駅あらい」へ。今どこもかしこも熱い道の駅ですが、鉄道利用者には到達のハードルが高いです。とはいえ、1300円くらいで駅からは近い方なので頑張ってきてみました。

ここまで来ると「上越市」も含まれるのでお土産や飲食店も一気にバリエーションが広がり、確かに一日遊べます。あとは衣料品があればパーフェクトでは?

妙高市民のソウルフード(byHIKAKIN)の「食堂ミサ」へ。ここも本店などはちょっと到達が難しく、それもあり、道の駅にきました。野菜たっぷりで量が多そうですが結構イケます。半玉ですが、「並」でも大丈夫ですね。普段は豚骨醤油か塩派でみそ味はあまり食べないのですがw

道の駅内ホテルで一泊して、上越妙高駅へ。上杉謙信、寂しいぞ。

まだ早い時間なので駅の全容はわからないですが、開発も進んでますので、他の新幹線途中駅よりは使い勝手が良さそうです。

道中のおやつ。この辺りの名物の調味料「かんずり」私辛いのが苦手+唐辛子類は消化不良を起こすので・・・。でもこのさきいかくらいなら大丈夫なのでこういう加工品の扱いで利用を促すのはいいなと思います。雪中梅入りのケーキはケーキのきめが細やかな上の仄かなお酒味でこれまた良い感じでした。

ホテルからの妙高山日本百名山のひとつだそうです。ウチの親戚は地域での大事なものの話を何一つしてくれなかったな。こちらにきている回数のせいもあるのでしょうけど、それだけでない何かがあるなという印象を今回の旅で受けました。

新潟県は元々非常に「主食」が豊かなエリア、浄土真宗への信仰心も強く、運命に対し非常に真っ直ぐな人々が多かった一方で合理主義でもあったのかなと。

そして主食が豊富なためにサービス業が思ったより発達しなかったのかなとも感じました。東京から2時間はまさに自宅から檜原村に行ける距離です。現状のレベルなら東京都内で充分賄えるし、都内は整備が行き届いてますので(虫もいないし)何の気兼ねもなく出かけられます。あと、泊まりを既に想定していないですね。

そういう視点で今後の観光開発、特に日帰りニーズに合致した観光開発が急務ではと思いました。東京の人もですが、石川の人がこの辺りまで来たいと思える場所になるかどうかが、今後観光地として生き残る道かと思いました。