Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

僕たち20th Centuryです 浜松公演

トニセンのコンサートとしては2009年以来とのことで、2009年・・・前の会社辞めた年だわwえ、今の職場はもう14年いるの??居すぎ!?

トニセンは「TTT」や20周年のミュージカルもありますので、そこまで空いた、という感じではないですが、地方をまわるツアー形式は本当に久しぶりです。この辺りはミュージシャンとは違って、テレビのレギュラーを持っているタレントさんでもあるのでそちらが厚くなればコンサートは稼げるツールではないので仕方ないのかなと思いますし、一方、スピッツさんの最近のコメントにもあるように音楽メディアが売れない昨今に於いてライブは重要なツールになりつつあって、ちょうど良い会場は取り合いでもあります。アルフィーさんも1年前から会場を押さえてますからね。しかもコンサートチケットが再び取れなくなっているという、超優良顧客だったりします。

トニセンは初めからホールツアーでした。スタート時から比べると集客できるようになったとはいえ、(デビュー1〜2年は東京近郊はともかく、他エリアは集客できてなかったです)大きい箱にする意欲もさほどなさそうでしたし、東京はフォーラムでも争奪戦だっただろうに、大きい箱を選ばなかったのは予算と地方のステージ規模を揃えてカスタマイズがあまりないようにしたのかなと思いました。そしてほとんどが平日公演で、ここも予算と多少急に決めた感があるのかも。申し込み時、何か試されている??という気分でした。何の心配もなく参加できるのは当然休日公演ですが、楽に近い上に、横浜1公演のみで激戦予想。東京は初日に近いので違う意味で激戦、平日公演なので泊まりになる地方は無理・・・となると消去法で「浜松」でした。新幹線を使うとはいえ、日帰りできますし、移動時間もそこまでない、駅近、と浜松アクトシティは好きな会場でもあったので、いいかなと。でも私はいいけどここに来れる友人はいないよな・・・と声をかけなかったのですが、後日各方面からチケットが外れた報告があって、声くらいはかけるべきだったかしら??尚、大阪ビルボードを当てた強者はいました。

それにしても・・・平日は大変だな。例のごとく仕事メールを打ち返す作業がギリギリまであって、コンサート中もちょっと気がかりでしたが幸い公演中にすぐ返信しなくては、という内容の連絡はなかったのでほっとしましましたが、今後平日公演が中心ならコンサートはあきらめるようかな。ディナーショーは食指が動かないので、この線引きはなかなか難しいですね。

(後日追記するかもですが、現時点では多分ネタバレなしで)

コンサートの内容、とても良かったです。純粋に好きな人たちの良いところがたくさん詰まった内容でした。1階前方列という、結構いい席でグッズなしw本当すみません・・・。トニコンは1stが素晴らしく良かったんですよね。今できることをひたすら詰め込んだ内容。後日「ミュージック・ジャンプ」でいくつか演目をやってまして、先日家のVTRをアーカイブ化したとき、トニセンの歌部分だけ編集して今HDDに置いてリピート、当時の熱をすごく思い出しています。が、2nd「RoadShow」はメンバー3人中2人が怪我をするという事態だったせいか、それほど・・・という印象で、アンコールにウルトラマン・ティガが出て来なかったら今に至るファンにはならなかったかなという感想です。3rdの「!(アテンション)ツアー」はオリジナルアルバムが出たタイミングだったのでオリジナリティが高いツアーで、結構な本数を見ています。以降はチケットが取れなくなったので、ツアー中1〜2公演という感じでしたが、その頃の公演はトニセンの悪いところというか、ちょっと内輪受けがそのままステージに使われるという演出が多いのと、MC明けが休憩タイムっぽいよな、というところが気になってました。14年空いたのはステージ演出の全てはV6に集約した、というのが正しくて、3形態もコンサートを作るのは無理があるし、仕方ないかなと。久々の、リスタートのトニコン、笑いを取るところを前半にし、後半はちゃんとステージを見せて、一切の中だるみはない、最後の掛け声までV6のステージから対になるように計算尽くされた内容で、長らく一番良いが上書きされなかった、トニコン1stを超えたかなと思いました。ダンスもそこそこありましたし、いやすごいですよ。前半ちょっと音響がイマイチで、トニセンはせっかく歌が上手いのだからもう少し声とのバランスがいいミキシングになればなとは思いました。ヤングコミュニケーションはアリーナ以上の規模でのステージングに慣れている会社なので久々のホールでちょっと感覚が掴めなかったのかも。健くんの方はどうだったのかな?アルコンのステージング会社、エイトデイズに見て貰えばいいのになと思いました。

トニセンでのオリジナル曲も非常に多いので合間にV6の曲をやってもあまりV6色が出ないですね。
で、セットリストをみて、私、V6のシングル1点未購入なのが発覚しましたwそれが2009年のシングル。2009年はまさに転職直後ですね・・・。色々あって忘れていたようです。ジャケット写真見ても覚えがないのでナチュラルに失念していました。中古ですが先ほど急ぎ購入。で、会場でCD(あるなら)売ればいいのに・・・。売ってた?物販に寄る時間がなかったのであれですが、1枚でも届ける努力は必要だなと。あと配信の解禁。V6名義は権利関係上配信がちょっと難しいようですが、早めに配信できるようにして欲しいな。配信だとデバイスにジャケット写真が表示されるんですよね。どうせPCに取り込んでいるし、こだわりはないです。トニセンが意外とデジタル活用に積極的で、それはいいことだと思っています。レコードの売り上げが前年超えしたというびっくりするようなニュースもあります。音に含まれる空気感がデジタルにはない良さなのはわかっております。だからこそのライブだと思います。

夏にはトニセン名義でオリジナルアルバムを発売するとのことで、多少の露出と、違う展開が見込めるのかな。2022年はV6解散後のボーナスステージという感じでしたが、2023年はトニセンとして、ジャニーズの年長タレントとしてのあり方を「歌い続ける意義」を模索することになるのかな。井ノ原さんの社長業・・・というか、トニセンは3人全員マネジメント向きだとは思っていますので、少しずつ、自分より所属タレント、で、時々歌うという緩いスタンスになるのかな。アルフィーを目指すというか目標にしてくれるそうですが、その形は全く違うんだろうなとは思っています。身体に気をつけて、オーラスまで突き進んで欲しいです。

ネタをいくつか

アクトシティ浜松でのトニコンは21年ぶりとのことでまずざわつかせ、今後はこんなに空けずに来たいと発言。

MCに入る直前の曲で、東京、大阪とは違う演出用に「綿」を用意したら色々雑だったようで、長野くんの衣装が綿まみれに。坂本くんの方にも付いてしまい、尻尾のようになっていたり、長野くんに至っては客席に堂々と尻を向けてコロコロで綿を取ってもらうという作業をするアクシデントに。ここで今回のトニコン、衣装メンテがキマイラさんと発覚。

SpeciaL君4名の紹介コーナーあり。他ホールはジュニアがわらわらだったんですよね?トニコンにつく子は実力者だね・・・。次続くといいね・・・と老婆心。

ナチュラルにカミセンの話題が出ていました。

1階前方だったので銀テープが結構いい感じに入手できました。終演後、「銀テープをこれ以上分けられない。ごめんね」と会話している人がいて、これか・・・と思い、すかさず、テープをお裾分けしました。徳になればいいな〜。

グッズを買いそびれたので神奈川の会場には行く予定です。ペンライトのカラーにV-LANDの浮遊物を思い出していた私。トランプパンフを買わねば。デジタルチケットのキングとクイーンとジャックが良すぎですw

トニセン関連のクリエイティブを森本千絵さんが担当しているのか・・・と。ださ可愛い計算に一流感あります。あと、全体的に年数を経てもいいよう、タレントが前面にでない設計なのが大瀧さん、ナイアガラトライアングルっぽいな〜と思いました。このあたりも井ノ原くんのセンスを感じます。

新曲が竹内まりやさん!この人脈がもうびっくりです。歌詞冒頭の「787」はボーイング787。平均50近い方々、全員が妻帯者な人たちが年齢を感じさせない、こんな可愛い恋愛ソングを歌えることが本当素晴らしい。初期の「WISHES」「Precious LOVE」は楽曲評価は高かったですが、ここまでくると彼らの個性には合ってない感じがします。トニセン曲の中で私自身が大好きな曲は全く別系統ですが、彼らに合っているのは隣人愛的な、身近でささやかな愛情や優しさが溢れる歌で、その個性が今トニセンからは溢れ出ていて、見ているだけで多幸感があります。これが個人活動からは感じないグループの力なんですね。坂番でも坂崎さんが発言していました。「ビートルズもグループだった頃が良かった、ソロになるとちょっと違う・・・」坂崎さんがV6の解散を惜しんでくれた理由はご自身の過去の体験からだったんだと。V6の場合は堂本光一くんが発言したステージ上を一列になって歩く姿が何かいいと。その時にきっと何ともいえないオーラを発していたんだろうな。

いつかまた、その姿を拝めますように。