この1ヶ月、本当に気が気でなかったです。地震、台風、そして紛争・・・。50年という年月は当たり前ではないけれど、彼らのことだから通過点に過ぎない、というだろうから何があっても許容する度量はあったと思います。でも、半世紀という言葉もあるくらい50年の重みは違う。無事にこの日を迎えることができたことがまず感謝です。メンバーの皆様、関係者の皆様、ファンの皆様、会場に来た人もおうちアリーナ組も、みんなでこの日を迎えられて良かったなと思いました。ファンイベントが来週8月25日に控えてますし、それを越えてもまだ特番が続きます。周年祭は当事者がとにかく忙しくなるので身体を壊さず、来年1月20日、桜井さんの古希イベント(あると予想しています)まで駆け抜けて欲しいと思います。
夏イベの方は今回、久しぶりに上京するという方からお誘いを受けての日曜日のみの参加となりました。その前に個人的になかなかすごいトラブルがあったのですが、その件は別エントリーに委ねるとして、曇り気味で極端な暑さはなく参加しやすい日にあたりました。
セットリストを見るに「第一興商プレゼンツ」+比較的ライトファンが参加しやすいイベントだったのでカラオケ選曲上位曲、トリビュートアルバムやベスト版の発売=シングル曲縛りがあったのかなと思います。1988年〜2023年分があまり入らないのがちょーっと偏りですが、8月25日もありますので、振り分けが大きかったかもですね。土曜日のオープニングが「サファイアの瞳」日曜日のオープニングが「白夜」で、シングル2大好き曲がトップという展開には身悶えましたw
途中で「夕なぎ」を披露。「叙情派フォークを作れ」と言われて作った1曲とのことですが、ちょっと演歌ですよね。でもこの曲に触発されて19歳の夏に石川・能登へ初めて一人旅をしたくらい好きな1曲です。情景が浮かぶ。その情景がきれいな男女過ぎたのかな?「メリーアン」はその理想が童話的。アルフィーらしさって、徹底的な虚構の世界なのかもと思い始めています。等身大(風)を歌うには皆育ちが良すぎで恋愛もそこまでドラマちっくじゃなかったのでは?軟派感全開の「君はパラダイス」の方が合ってますね(除く桜井さん。桜井さんは極めて堅実です。メンバー唯一の妻帯者ですし。)
アンコールの「メリーアン音頭」映像で「ねぶた」と「竿燈」が流れました。なかなかシュールでしたw
トリプルアンコール、実はMC飛ばした?1987年オールナイトのクローズ前曲「夜明けのLANDING BAHN」と1986年BAY AREAのクローズ曲「Rockdom」です。高見沢さんその前のアンコールでは空を舞うし、羽根のガウンが長くて踏んで転ばないかヒヤヒヤしました。運動量もすごくて負荷高すぎだなと。桜井さんの「ジェネレーションダイナマイト」も今回のイベントでは重要な曲だったと思います。「桜井さんにハードロックを歌わせた」ことが「ALFEEが変わった」というインパクトを残し、キャッチーさが出て結成10年のプロモーションが集中しやすくなった=「売れた」につながったと思います。
高見沢さんがMCで「シングル連続60作入りはいけると思う」「(ライブ本数は)3000本を目指します」と。今年で60作連続チャートインにしていないこと、ライブ本数は順調なら2026年で達成する見込みなのを考えると両方が重なるであろう2026年、72歳までは今のスタイルを貫くという決意表明と受け取りました。コロナがなかったらライブ本数は今年で3000本達成だったと思うので少々残念ではありますが。
本編ラストは「Musician」この曲は歌詞が年度で少しずつ変化している曲です。自作しているからなせる技。そして今回はこう歌われました。
命の火が消える時まで
君だけに歌い続けよう
「次の10年」はさすがに約束できない、ここのところ少しずつ匂わせていて寂しくもあるし、数年前の「ファミリーヒストリー」を見てから、「いつか」は覚悟をしているつもりではありますが、彼らのいない世界が1日でも遠くであることを祈っています。
世の中が不穏で、先が見通せない時代ですが、10代の困難な時期の支えだった彼らの楽曲は自分にとって今でも宝であり光です。これからも静かに応援いこうと思います。
スポニチさんとのコラボ新聞が神過ぎ。即買いでした。(買ってもらった。有り難し・・・・)今文藝春秋は悩んでます。だって「文春」と同じ出版社だから。テープも頂き物。メモリアルチケットは冷感タオルとのことです。