私は自他ともに認める(?)ノーコミュニケーション人間で、嫌なことは100m先から逃げるところがあります。それでも社会人としては多分問題なくやれていたと思うんですが、今の職場だけは古い慣習や体育会系気質がどうにもなじめずにいます。と言いながら五年居ますが(笑)と、いうか職場がコミュニケーション障害の固まりなんじぁね?と。どう考えてもおかしなことが結構平気でまかり通ります。なのでそういう反論が出来ないように「身分制度」が出来上がっています。大企業なら当たり前のことらしいというのこそが恐ろしくて、反論が出来ないまま、休職に追い込まれた人が結構います。その率たるや・・・(汗)で、自分も今の職場での契約終了に伴い結構ひどい仕打ちをされているのですが、やっぱり持って生まれた気質というのがあるのかそこで火が付くところがあり、どうにか持ちこたえています。
私は技術職(のつもり)なので、一般の会社員とは違うし、ましてかなり回り道をしての今なのでちょっと人とは違うのですが他の人はどう自分をコントロールしているのだろうと逆に思ったりします。いくつか事例を読んだりしてもあくまでも対処療法にすぎない気がするのですが、戦国時代のように、やっぱり権力者には逆らってはいけないのが世の常なのかなと少し諦めが出てくることが年なんだなとも思ったりします。
と、そんな気持ちでみたニコニコ動画での西村博之氏と博報堂のマーケッターの方の対談がかなり核心でした。今時の若者のコニュにケーション論的なもので時期が2011年くらいなのですがそれでもそうか・・・と思うところが沢山ありました。今の若者は横のコミュニケーションが濃厚で人数も多く、ひろゆき氏には「ホストの処世術のようだ」と言われていました。バブル世代がダメとバッサリ(笑)という事はバブル崩壊世代の私ら(そーなんだよね。。。これもアニメーターだったから実感まるでないけど)が上の理不尽さを受け入れられず、下の日和見的も理解出来ない結構辛い世代なんだなと思いました。だから今岐路なのかも。どっちの生き方を受け入れるのかという、そして恐らく下世代の処世術に倣うというのが答えになるのかもですが、いやー今までとは真逆だなぁと思ったりしています。
とはいえ、悶々とした意識を明るくするのは旧来の知人・友人で、やっぱりコミュニケーションで救われるということも実感した休日でした。
ちなみに良いデザインは「コミュニケーション障害を解決する」と、二人の著名なアートディレクターが言っていたので普遍的な問題なのですよね・・・。