NHK杯も終わり、年内はGPF、全日本、ゴールデンスピンというところでしょうか。中継の中で何度も「健康で」というコメントがあったことが、今年のリタイアの多さを印象付けています。
今年のNHK杯のハイライトはダンスと男子の同級生トリオ集結だったかなと思います。特に日野くんのSPはぐっとくるものが。NHK杯ってやはり世界を目指そうと思ったときに登竜門となる舞台で、そこでの演技が後々大きな礎となる舞台だと思います。ダンスは五輪チャンプとその後のワールドチャンプが揃うという豪華さで、ダンスだけでも現地・・・と思った次第ですが北海道なので諦め、おとなしくTV観戦。テッサ&スコットの一番強いと感じた時期の演技まで戻しつつあるのかなと思いました。次のGPFはフランスなので何となく評価が逆転し、真価はワールド待ちというところでしょうか。
日本勢同級生トリオの集結は奇跡ですよね。本来は山本草太くんの枠でした。先輩である日野くんはGPSに出る機会が今回までなく、先に川原星くんが昨年のスケカナで出場を果たすという出来事も。というより、ノービスで表彰台を争った3人が全日本クラスでとか、シニアの国際大会に揃うということが、しかも同級生ということが初めてでは?大体学年一人、永遠に一人旅になります。孤独ともいえる競技人生ですが、逆に研ぎ澄まされた素晴らしい人たちとの交流には事欠きませんからそういう選ばれた人になるんですけど。そこに幼馴染みがいる風景、、、、不思議だし、素敵だなと思いました。日野くん早く同じ高みに、そして所属先見つかるといいですね。
田中刑事くんは良かったです。今年のワールド代表3人目が実質空欄で一歩無良くんが・・・という印象ですが、全日本次第ではわからないなと思います。チャンスをつかんで同じ高みにいけるかな。EXの演技が男子が持つ色気と清廉さが同居するような佇まいでした。
羽生くん、予想を斜め上という表現を彼にはよく使うんですが、限界を知らないその探究心に脱帽せずにいられません。でも本当、怪我に気をつけて。EXのスワン、一流が彼のためにと振り付けたものというこれまた崇高なものがあります。
女子の扱いがどーなん、とおもいつつ宮原選手の真価はGPFかなと思いました。
全日本行きたいで〜す。