前回記事がちょっとアップが遅く、この間の動きが結構あったので追加まとめの記事になります。尚、前回記事で
①お金を出す
②知恵を出す
③情報を集める
④技術を出す
⑤人脈をつなぐ
を挙げましたのでこれに紐づけてみます。
2020年1月29日
西部ガス社長 定例会見の席で
「パピオアイスアリーナ閉鎖」を検討している趣旨の発言。①の人です。
通期の業績見込みの下方修正を発表をした際、株主への業績改善策としての発言がそもそものスタートですけど履歴を追っていくと西部ガス(株)と西部ガス興商(株)の温度差がとても気になります。それがこれ。
完全に⑤の人たちで、西部ガス(株)内部に関西大卒業生がいて、髙橋大輔君とご友人、この司会進行をRKB毎日放送株式会社のアナウンサーが担当しています。
2020年 2月10日
少し時間が空いて公式twitterアカウントが立ち上がります。
パピオアイスアリーナ存続の会は、下記皆様のご協力に基づいて行なっております。
— パピオアイスアリーナ存続の会 (@papiosonzoku) 2020年2月10日
・福岡県アイスホッケー連盟
・福岡市スケート連盟
・福岡県カーリング協会
・日本フィギュアスケーティングインストラクター協会
スタート時はDMも開いていないなど、情報が不足しすぎで、公式に見えないアカウントに私も一瞬「公式?」と思いましたし、拡散していいものか悩んでいる人が多い印象でした。というわけで私自身は②を実行、DMをこのアカウントに送信してSNSプロモーションの改善提案をしています。
即、回答が来まして、一連の活動には別途広報担当がいて、今回の活動については署名の数を集めることを最優先にしているとのことでした。個人の手弁当ではなさそうなのがわかりましたので以降は大人の対応として静観しています。活動の趣旨と状況が見えるメインのサイト的なものは一つあった方がいいはずですし、公式のメールアドレスも取らないのは何故か。その疑問に回答はありませんでしたが、セブンのネットプリントなどで遠隔でも簡易に送信できるように少しずつ改善しています。
それにこういう人たちも「署名」の活動をしているので。
【拡散希望RT希望】
— 小塚崇彦(Taka KOZUKA,OLY) (@takakozuka) 2020年2月10日
全日本も開催されたパピオが無くなったら、えらいこっちゃ‼️今週末、小倉に行くので、博多へ署名しに行きます🖋
支援の輪広がれ‼️#拡散希望 https://t.co/BykSfnC7zV
浅田真央サンクスツアー神奈川公演、千秋楽15時30分の開場に伴い、会場内入り口付近にてパピオアイスアリーナ存続の為の署名活動を行います。僕も15時半から署名活動のブースに立ってるので、皆様ご協力お願い致します。https://t.co/Wu82sQFVdy pic.twitter.com/KyOifqqX6G
— 川原 星 Sei Kawahara (@seeei_1217) 2020年2月16日
小塚くんも川原くん③から⑤を持っている人だと思います。でも、まず「数を集める」なのですね。SNSについては福岡以外での活動が活発になっている印象です。東京は「HIDES ON ICE」と「明法ON ICE」になるのかな。私もここで署名しようかなと考えています。竹野仁奈選手へのDM送りも考えたのですが自称「草場の影ファン」なのでやめましたw
否的なtweetもRTするようにしています。今回はパピオですが、今後他にも起こるだろう同様の活動へのストックにするつもりでいます。
TV放送で言及があったのは以下。あと何か知ってたら教えてください。
2月7日 BSフジ「フィギュアスケートTV!」(キーワード「福岡大」)
2月11日 テレビ西日本 「ももち浜S特報ライブ」
2月12日 RKB毎日放送 「感テレビ」
2月15日 テレビ西日本 「福岡NEWSファイル CUBE」
TVへのアプローチが結構されていますね。
ここで詳細な「数字」が出てきました。
フィギュアスケーター 240名
スピードスケート 60名
アイスホッケー 20チーム
利用人数 年間18万人
収益 年間1.5億円
運営 年間1.5億円
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イニシャルコスト(数年おきの更新)
貸し靴メンテナンス 1,200万円
製氷車 2,500万円
冷却システム 1億円
冷却設備の更新 4〜5億円(直近の課題)
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「ももち浜S特報ライブ」では関大アイスアリーナ建設に関わっていた樋渡啓祐氏がコメンテーターとして出演していまして、大阪、高槻の「O2リンク」(織田信成くん出身リンク)閉鎖から関大アイスアリーナ建設までの経緯を説明してました。まさに⑤にあたる人物。
大学でリンクを持つメリット
→文部科学省からの補助金が期待できる
→節税対策
今回のゴールはここかなのかな。「フィギュアスケートTV!」で出た、知名度がない(とされた)「福岡大」へのリンク建設案。
フィギュアスケートの使用料もまとめてみました。運営をちゃんとやれば赤字消し込みできそうなんですよね。特にせっかくある「会員組織」の存在。結構深い階層に行かないとわからず、販促表現として本当、ダメじゃん、と思いました。
もうひとつはネーミングライツ。スケートリンクもいくつかあって「いち企業での負担が重い」という意味はここにあります。公共事業として施設を建設し、企業は命名権を買う方法。大学所有でも問題ないようです。また関空アイスアリーナは行政主導のクラウドファンティング(ふるさと納税)です。
そうこうしているうちにこんなニュースまで。
どうやら飛ばしくさくwメインの記事が消えてます。福岡、再開発的にもいろんなことが起こりそうです。
感想として、西部ガス興商の中の人、もう少し頑張って欲しい。スケートリンクは金食い虫かもしれませんが、フィギュアスケーターの広報能力の高さ、全く生かし切れてないです。パピオのリンクが座席のある国際規格なのに、全日本のブロックとローカル大会で使ってるくらいでこの会場でショーをやってた記憶がないんですよね。私、2008年のPIW、福岡まで見に行っていたのに。何で、と今更ながら思います。浅田真央さんのサンクスツアーもアクシオンです。(ひょっとして会場選定時に機材故障があったのかもですが)そういうところを親会社に指摘されていそうな気がしてきました。調べると2002〜2004はPIW開催実績があって、私が行った2008年は福岡国際センター(仮設)でした。そういう点も課題なんだなと思いました。