Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

東京五輪2020→2021開幕

今回の五輪ほど、開幕を迎えるまでの心境が複雑だったことはありませんでした。TwitterのTLは発信力のある人の意見で埋まり、またその内容がネガティブに寄っていていたりするのでただの傍観者にすぎない私でもかなりメンタルにきました。新型コロナウイルス(に限らないですけど)は共用の場所、そして「会話」をすることが最大のリスクなのでそれをブロックすれば開催はほぼ問題ないはずです。周囲で感染が増えているのはそういうところに出入りする人でスポーツ選手はむしろリスク低いのでは。禁を破って選手村外に行ったり・・・がなければね。無観客開催は残念でしたが、安全に開催できる方法のひとつだとは思います。実際、この四連休少し出歩いてみましたけど、行楽先はまだ行きたくないなと率直に思いました。通勤での交通利用はやっぱり「しゃべらない」ということが大事なんだなと。それと医療の逼迫も別のところに問題がある話なのでこれも五輪が原因になる理由にはなりえません。

それでもあまりにゴタゴタが多くて、五輪開催の実感が乏しかったです。元々会場で見る予定はなかったのですが、いつもと違うこととして、仕事で五輪に関わる予定だったものが新型コロナウイルス蔓延の影響で軒並み中止、本来なら駆り出される予定があっただろうボランティアもなくあまりに静かに進行していて本当に日本で、東京で開催するのかな??という感じでした。が、開会式当日、ブルーインパルスが飛ぶというニュースを目にして、今日までのもやもやが氷解していく感じがあって、私は素直に「良かったな」と思いました。学校行事や地域のお祭りの中止と五輪の中止はこれも一緒には語れない話です。学校行事はやればいいと思うのですが、できない理由は別でしょうね。地域のお祭りこそ地域ボランティアなので協賛が得られないという側面があります。五輪も今回のことでスポンサーのなり手が減る、アスリートを志す若者が減る、開催立候補都市が減る・・・実際ひっそりと2032年夏季五輪の開催は無投票でオーストラリア、ブリスベンに決まりました。五輪という魔物が静かに元の姿に戻るいい機会であればいいのかなと思います。

開会式のパフォーマンスについては当初から予定されていたものと急遽差し替えたもののディテールに差が結構あるのかなと思いました。知り合いが設営に関わってそうなので会う機会があれば聞いてみようっと。(注 リオ五輪でマリオの土管をつくったとか)個人的には1年延期になったことで演出プランは変更する必要があっただろうから、パフォーマンスは省いても良かったのではと思います。2020年に起こったこと自体が現在進行系での全世界の共通体験だったのだから、そこだけでいいように思いました。後で見返してもその部分は胸に迫るいい演出と思います。あと、入場行進ね。曲が流れて聞いたことあるな〜という感想しか出なかった私はダメですねwゲーム音楽RPG中心)、高揚感のある楽曲が多いので良かったです。自分でやったことがあるのが「ドラクエ」と「クロノ・トリガー」と「ファイナルファンタジー」だけですw今後五輪もeスポーツの台頭が無視できなくなると思います。今回はゲームミュージックやアニメや漫画は五輪の添え物となりましたが今後はこの地位が逆転して、eスポーツ的なものが席巻する(というかもうしている)ので人間の肉体を駆使するという競技は少しずつ減ってゆくんだろうなと思います。

辞任解任騒動についてはここのところの芸能界・スポーツ界にあった流れが一気に顕在化した感じがします。以前は才能があれば人間性やその倫理観はさほど問われなかったような気がしますが、今は人格もかなり大事になってきています。ラーメンズの人はよく知らないので差し控えますが、小山田さんはフリッパーズ・ギター時代からサイコパス感があって、結構音楽関係者を怒らせてました。坂崎さんのラジオにゲスト出演した際、あの坂崎さんがコメントに困っているシーンが多くて個人的に何でこんな人が売れるんだろうという印象。だから正直今更感があります。日本中にいる音楽家の中でなぜ彼だったんだろう。そのあたりが政治家の倫理観のなさと結びついてしまったのかなという気がします。あと人選が「芸能人」に寄りすぎていますよね。音楽家という職業でクラシック方面の方の選定がなかったのはなぜだろう。決裁者がその方面に教養がない人が多かったということになってしまったのかな・・・野村萬斎さんが初期にはブレーンでいたはずですのでそういう点でも当初プラン通りで行った方が良かったのかもですね。

思い描いていた自国開催の五輪とは全く違う形になってしまいました。五輪という舞台が政治利用されないということはあり得ないので、少しでもアスリートの美しい目標であり続けて欲しいと願う日々となりそうです。それが長年フィギュアスケートのファンを続けている私のせめてもの望みです。