Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2021年全日本フィギュア レビュー(1) 男子シングル

ここ数年チケット取りが難しくなってきた上にコロナ禍ということで、これを機会に現地観戦はすっぱり諦めるか・・・となると更新が遅くなるという問題。現地観戦が主だったところからするとTVってバイアスがかかりまくっているのでちょっとしんどくなるんですよね。徐々に慣らしていかなくては。

男子は予想も何も・・・ですが、羽生選手、宇野選手、鍵山選手の順でした。羽生選手は本当、少年漫画みたいですよね。漫画家困るw漫画のような展開にいよいよ五輪という舞台がぶつかります。怪我さえなければ、2月は比較的調子が良いので、夢のような4Aというジャンプをのせて、五輪に挑むことになります。4Aの基礎点、低いよな・・・。演技としては 2020年の全日本のカメラワークというか冒頭のポーズがとても格好良くて、一瞬にして気持ちが持っていかれた感じがしたのに対し、今回は少しその鋭利さがなくてやはり冒頭に4Aがあったためかなと。それ以外の出来は危ういところがひとつもなく、充実の内容でした。いつものギリギリ感のないのも、また一興ということで。

宇野選手はファイターでした。ただ、1位を目指すのであれば、コンビネーションが帰ってこないことには・・・。すごいんだけどスコアを出しきれない、という印象を与えたように思います。「ボレロ」はとっても良いプログラムでありがとう、ランビエルという感想です。左手の表現(本人曰く「死んでる」と言わしめた)がちゃんと付くようになりましたし、ランビエルの振り付けはランピっぽさが強いんですけど、ちゃんと宇野くんの個性に仕上がってました。

鍵山選手、硬かった・・・。4Tの調子を崩してしまったのかな?特設リンクはエッジ系で苦しむ選手が多いのですが、4Tの方で苦戦したのは力みないジャンプ故でしょうか?FSもやや耐えに耐えた演技でスルスルするっと滑る感覚ではなかったです。ただね、こんな贅沢な状況の三番手はいないです。団体戦で大変なところ担当しそうだし、男子はカテゴリートップ、午前中、というなかなかシビアなところでの競技になりますけど是非、全選手の胸を借りるポジションかつ前年シルバーメダリストとしての発揮力を期待します。FSは2位、お父さん、正和さんの頃とは全く違う世界を見ることになりますね。きっと。

男子は4位争いが熾烈ということでそこにジュニアの三浦選手が入りました。ノンプレッシャー、強い。四大陸代表にも選出でミニマム持っててよかったということで。SPもですがFSが想定以上のジャンプとスコアが出て、ちょっと慌てましたw五輪後の世界選手権、誰か一人は出ない気がするので(ただ、みんな試合好きだからな・・・)文句なく繰り上がるためには四大陸での演技が重要になります。

逆に、山本草太選手がSPで普段の演技ができたところに最終グループの洗礼というか、滑り始めた瞬間から「あ、滑ってない」という演技で。ちょっと残念な結果となりました。SPはともかく、FSの方がスタミナに課題があってスコアが厳しいかなとは思っていたのですが、予想よりも悪くでてしまったのが残念でした。

友野選手、あれほど予選落ち(最終G外れ)はしないようにと願ったのに。。。。FSもTwitter上では良かったという声が多かったですけど、フルでジャンプができていたら4位だったよな・・・と思うと私は残念に感じています。今季鉄板だった4Tの家出は、3Aを戻すための苦渋の(靴の)調整だったのかな。補欠一番手と二番手では派遣試合に雲底の差があるのは誰よりも知っているはずです。ここはワンチャン、四大陸で優勝してきて欲しいなと。四年前に23歳男子覚醒説の話をしましたが、友野選手は27歳覚醒説という新たなジャンルを開拓して欲しいし、トップよりオンリーワンを目指す方が今後の道が開けるように思います。

今回予想外として、三宅星南選手が最終Gに入り、フリーも非常に良い内容で、四大陸代表となりました。少し出来にムラがあるのですが、今回は良い方になりました。ISUチャンピオンシップ、気をつけて。

佐藤駿選手は逆に悪い方が出てしまいました。若干全日本苦手かな。またも、怪我をしてしまいましたし、ジュニアワールドに選出となりましたけど、少しパワーに頼っている部分があるので靴が壊れやすいかもです。同郷の先輩、羽生選手のゴールデンスラムのチャンスを与えてもらったと好意的な声が多いのはファンのいいところです。そのチャンスを活かして。

ジュニアワールドは他、壷井選手が選出。すごいぞ、文武両道。ジュニア大会だからと中止にならないよう祈ります。