インターネット上でトラブルを起こさないようにするには「芸能サイトなら自分の一押し以外の事を悪く書かない」というのがありますが、一般的には「宗教の話をしない」と「プロ野球の話をしない」というのがあるそうです。どちらも争った所でなんの結論も出ないという内容を端的に表しているなーと思いました。
という訳で世界中を震撼させる出来事が起こってしまいました。一報を聞いた時は天災だと思ったのですが、事を知るにつれて事の重さにただただ唖然とするばかりです。テロも恐ろしいし、その報復も恐ろしいけれど今一度中東問題について考える機会は与えられたと思いました。先に書きました、宗教的側面を持つ争いに部外者が口と「お金」と「武器」を出し過ぎた事が問題をこじらせた原因ではありますがだからといって数千の命を奪っていいという問題ではないです。これは今一番名前が出てくる人の「資質」以外の何者でもないと思います。メディアの発表が本当としたらこういう騒ぎを起こす前に自分の一族から除名処分を受けている人で元の国籍も剥奪されて国外退去処分を受けている人。国外退去はともかく一族除名とは相当な人ですよね。だから今アフガンの保護下にいるとしても冷静に考えれば同じイスラムだとしても本来かなり危険な筈なのに。その辺はやっぱり「お金」なのかなと思ったりします。去年K.ビットが賛同しているドイツの反極右のサイトの事を紹介しましたが、やっと勝ち取った「自由」だったのに時間が経てば東と西の経済格差が問題となりそれを国内にいる外国人に向けられてゆくという、有る意味「逆恨み」な例もありますし、ロシアでも特権階級が襲撃にあうのも貧困からという話です。じゃあお金の問題かといえば日本の「オウム」みたいな例もありますし。世界的視野でもいいし、日常でもいいのですが私は人には自分ではどうしようもない「運命」というのがあると思っています。「ティガ」見て「運命は変えられる」というのも理解は出来ますが一方で「運命は変えられない」と。自分を取り巻く環境の枠からそう大きく越えられないと思っています。そう思えないから嫉妬や恨みから争いが起こる。ないものねだりが悲劇を産むと思います。中東問題というのはもうそういう感情では抑えきれない位根が深くなりすぎてはいますが一端は停戦までこぎ着けた問題であり、その寝た子を起こしたのが今回の事件の「黒幕」とされている人らしいです。だから今回の事件と中東問題とイスラム教は完全に切り離して考えなくてはならないのにアメリカって‥‥とは思いました。
もう10年前になるんですね。「湾岸戦争」が起こった時私家のTV付けっぱなしで寝ていてTVの音が自分の夢を刺激したのか戦争の夢を見ていて目が覚めたら丁度アメリカ軍の空爆のシーンだった事を覚えています。あの時も「怖い」という思いがありましたが今回は更に怖いと思いました。戦争の話とか聞くと普段夢なんか見ないのに見るようになってしまうので(最近は見ないなー。他に原因があったのかな?)本来そういうものに刺激を受けやすいのですが今回は怖いながらもまだそういう夢は見ていないところを見ると湾岸戦争のようにあっさり決着がつくと思っているのかもしれません。いや世論的に報復行動は筋違いと思っている人が多いからどこかそういう部分に期待しているのかも知れません。
V6ファンの観点から見ればつくづくV6は大きいニュースに邪魔されてるなぁと。「出せない手紙」はV6ファン内で一致した久々のヒット曲なのにね。それ言ったらよりにもよって9/12がアルバム発売のアルフィーはどうすんだという話になりますが(^^;)アメリカ国内見れば大リーグが話題の中心ですがスケートもJr.大会ひとつ中止になりました。それに国内線の飛行機が飛ばないとなるとプロスケーターには本当死活問題ですよね。いやそれこそ事故機にスケーターが乗ってたという可能性はないのか今それがとても気にかかっています。所詮どこの国も政治活動の前には文化活動はないも等しいと思うとちょっと寂しいなぁと思いました。