Minato's memo

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試練

今日四大陸選手権が終了(EXが残っているのかな?)ですが、太田由希奈ちゃんの優勝という女子とは対照的に男子は本田君が棄権という結果に終わりました。今季の本田君は華やかな女子とはあまりにも正反対で今までで一番の試練時になっているのかなという感じです。私はやっぱりスケート連盟のやり方って納得いかないのですが、女子って本当に強化が実ってここまで強くなったのかなと。女子の場合が先例がいて、お手本がいて、そして海外に出ていった人もいてという強化以外の部分の影響が強いのに対し、男子って本田君の前に海外で活躍した人ってせいぜい鍵山君位で、本田君はずっと孤高の道を歩んでいるという気がします。そこに前例のない結果を求める連盟はやっぱり酷だと思うんですよ。今回の棄権までの間に右足を怪我し、左足を痛め、そして競技終了になって骨に異常が出てるほどの怪我と判明したのに某強化部長の「第一人者としての自覚が足りない」という棄権前の発言は選手のメンタリティーに影響が出る発言ですよね。一流選手は怪我をしないようにトレーニングするというのも一理ありますが、怪我に繋がるような練習になってしまうという理由がどこにあるのか‥。本田君が頭角を現した頃、五十嵐さんが練習時間が短いのに練習密度が高いのか演技にミスが少ないと言っていたのが印象的です。本田君は集中力の持続が短いタイプなのかも知れない。それにつけて今季はヤグディンが怪我で引退して、プルシェンコも怪我で、ゲイブルも怪我してと主力選手が次々と怪我をしている状況です。ジャンプの高度化に伴い身体のケアがどの選手も行き届かない結果で本田君も例外ではなかったというのが実は正しいのかななんて思います。女子選手は男子ほど技術が先行していないので(もう10年以上停滞してるなぁ)そういう弊害が出てきていないだけなのでしょう。

「追い込んで練習して試合でリラックスする」という台詞が「てるてる家族」に出て来ました。その追い込み方、選手に怪我のないようにするにはどうしたらいいのか、採点方法決める前に一度つきつめて欲しいなと感じた四大陸選手権でした。男子は田村君に高橋大輔君というコンビで世界に挑む事になりました。そうそう神は降りてきませんので自分の力で神様をどこまで引き寄せられるか、頑張って欲しいものです。