Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

野辺山フェスティバルオンアイス

とうとうやってしまった・・・・SPの「学校へ行こう!」を落としてしまった・・・・(呆)

寸前でチケットが確保出来まして無事「野辺山サマーフェスティバルオンアイス」を見てきました。昨年、一昨年に比べて参加人数も少なくて終わった時間が早くうっかりすると花火大会に間に合いそうでしたが現地の人混みを考えるとほとぼりが冷めるまで時間つぶし(笑)

あいにく有香ちゃんはいませんでしたが(というかデトロイトでコーチ業が忙しいというのは知ってました)人数が少ない分、主力選手は2回滑るという有る意味お得感いっぱい。フィナーレも振付デビューかと思われる宮本賢二「宴会部長」の仕業と充分わかる年相応に合ったいいフィナーレでした。お譲り頂いた席が最前列(!)だったので久し振りに周回する選手に触れるという特典もありました。いやー楽しかったです。昨年の花火を見ながらふてくされていたのとえらい違い(苦笑)

SPがまだだったり(隠してる?)EXプロがまだだったり、どちらかひとつという選手が多かったですけど、総じて皆仕上がりが早いように感じました。今季は南里君いいですよ~。高橋・織田・小塚・中庭と、この4人の牙城は堅いと思いましたが当日の出来如何では彼は台風の目になりそうです。今季のSPを2年前のものにしているのは多少本人も「東京」を意識しての事だと思いますし、昨季のSPをEXプロとして滑ったのですが表現から滑りからすっかり良くなっていて、後不安があるとすればスピンかなというところです。ジャンプはパーフェクトでした。南里君は4ジャンプ出来る筈なのでフリーはどのようにくるのかしら。

SPをいち早く披露した中庭君の「アランフェス」ですが、本当まだ出来たてのほやほやで数年前のステップで転ぶ中庭(笑)を彷彿させました。背筋が弱いんですよねー。滑り込めばそれなりの味が出てくるとは思いますが、日本の男子で「アランフェス」はやはり本田君の演技が鮮烈なのでかなり難しい選曲だと思いました。今の時点では曲の編集も良くないですしね。高橋君のやったモダンバージョンの方が良かったんじゃないかなーと思うんですけど。だからといって昨季の「サラバンド」は小塚君がやるという話が出てますのでしっくりいかなくてもプログラムを戻すという事が出来なくなると思うので(そこまで気にすることもないのかな)チャレンジ!ですね。でも、4+3に挑むわ(ファーストジャンプは成功!)EXではTアクセルに挑むわ、漢っぷりは健在でした。「海猿」は私が見た限りでは野辺山の方が良かったです。(DOIは2日目がパーフェクトだったと聞いたので・・・)

で、大ちゃんはここにきて未だに新プロをやらないですが、準備は大丈夫?「ミネオリア」に出てる場合?(しかもそっちも大丈夫か?と言われてる始末 笑)日本の「Mr.エキシビジョン」の名に恥じない素晴らしい滑りではありました。滑りとジャンプは安定してます。問題は試合用のコンビジャンプになった場合かな。彼も数年前に比べると別人ですね。いつから演技であんなに自分を解放出来るようになったのかなーと思い巡らせていました。髪の毛は纏めてくれた方がいいです。

織田君はEXでSPのプロを。こちらはDOIの方が出来が良かった気がするのですが、どうでしょうか?あんまり好不調に波がないのでわかりにくいですけど。冒頭の挨拶があまりにたどたどしくてうっかり関西人の彼に突っ込みを入れそうになりました(笑)SPは昨年、一昨年の流れを汲む、彼の持つ可愛らしいとこが前面に出るプログラムかと思いますのでさて、フリーはどんなのになるのかなー?そういや、昔に比べてポジションがいろいろ綺麗になったと思います。

無良君は周囲からも「本田君を彷彿させる」という滑りをしますが本田君が15才の時はあんな風には滑ってませんでしたから(笑)滑りの熟練度の高さが伺えます。年齢を考えるとちょっとウェイトオーバーに感じます。今季はまだジュニア扱いなので彼が台風の目になったら大変な事になりますので(なってもおかしくないですけど)多分今季は大人しくしているような気がするのは私だけ?

柴田君もSPはまだ出来たてという感じでした。EXの方が良く滑れてましたから。彼は上位を狙うには基礎のスケートをもう少し良くしないとというところがあるのですが、身体のラインは独特なのでまた楽しみですね。フィナーレでの無表情っぷりも面白かった(笑)せっかくのイケメンなのにね。噂のコーチ、川越正大君、間近で見まして、彼あんなキャラだったっけかなーと昔の事を思い出してみました(笑)昔PIWでユニット組んで唄っていたのは内緒?

女子は皆可愛いな~(それかい)私的には澤田亜紀ちゃんがお気に入りでした。決してスタイルは良くないですけどちゃんと踊り心のある演技をする醍醐勢の筆頭ですし、笑顔が可愛い!奈也ちゃんもですが転んでもにっこりしてすぐ演技を再開するところが本当好感度大でした。あの世代はひと昔前の全日本チームを彷彿させます。太田由希奈ちゃんはメイクの目ばりがすごい(笑)美意識が高いです。技術を戻すにはまだまだ時間が必要という印象でした。

初見となった水津瑠美ちゃん、かなり完成度の高いジュニアだなーと思いました。亜紀ちゃん世代の下がちょっと伸び悩み?と感じていたのですがいるもんですね。今年は全日本ジュニアもきちんと見に行こうかな・・・。

安藤美姫ちゃんは滑りは格段に良くなってますよ。まだ試合用の演技がどの程度まで戻しているのかは未知数ですが、少なくても顔の印象がすっきりして美人度が増してました。痩せただけでなく毒気も抜けたのかな。SPにEXプロの「カルメン」をやりまして衣装は一昨年のものながら演技は大幅変更して、あれだけ教えても教えられなかった「踊り心」(by佐藤久美子コーチ)が増した演技に見た目の印象に精神年齢が追いついたのかなと、そんな感想を持ちました。

トリは章枝ちゃん。どうも靴を替えたばかりらしくややナーバスな印象でした。演技終えた後も暫く表情は硬いまま。そういうとこはまだまだと思うのですが演目が記者発表用だった新プロ、「ナルニア王国物語」で相変わらず隙のないプログラムに単純に凄いなと思いました。衣装も綺麗でした。青系の衣装が多い彼女ですが無彩色の白も似合いますね。布使いはやや失敗したかな?彼女にだけアンコールがかかり、漸く笑顔が戻ってきました。「カルメン」は照明がないと出来ないプログラムなので何やるのかなーと思ったプロがこれだったので非常に嬉しかったです。

野辺山はやっぱりいいな~。やっぱりそろそろアイスクリスタルの会員にならないとダメかしらね・・・。