Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

ペアフリー 結果

お昼ぐらいから落ちつきのない怪しい人になっていました。

本当、毎度思いますがこんなんであと2週間持つのかしら・・・・。

ペア、GPFで見た印象そのままフリーが今日の順位になったなと思いました。

ただ、逆転が叶わなかった。でも素晴らしい演技でした。本当混戦でした。

ジャン&ジャン組、衣装代えましたね。ちょっとスピードがなかったなと思いました。スロー系でミスがなかったとこみると男性が足を痛めていたのかなと思いました。売りの2A+3Tが飛べなかった、そこだけですね。

川口&スミルノフ組、スロー4Sを止めたのは正解だと思います。今季に関してはリスキーすぎるので。安全策の3Sで手を付き、ジャンプでミスが出て、スロー3Loでもミス。これ全てスミルノフのミスです。スローは男性の投げのタイミングの方が重要らしいので。それとリフトもかなりあぶなかったです。また肩をやってしまったかどうかはわかりませんが、スミルノフの堅さと川口選手の腕の力のバランスが崩れていたなという感じがしました。滑りそのものはとても良く滑っていたので、良かったのではと思いますが、悔いは残るのかな。今季は試合で何度も怪我をしているので体調管理も難しかったかもですね。

サフチェンコ&ゾルコビー、今季はフリーをなかなかクリーンに滑れなくて、順位を落とすパターンでした。今日は最後のスロー3Sが決まって、プログラムの印象度はとても良かったですが追い上げとまではいきませんでした。コーチであるインゴ・シュトイヤーが長野五輪で獲得したのと同じ銅メダルとなりました。

パン&トンは圧巻でした。GPFでもプログラムの鮮烈度はシェン&ツァオより上でした。ただ、今流行の「トランジッション」がややシンプルかな、というところでしたが今日はそれが完全に吉でした。クリーンクログラム。銀メダル。

シェン&ツァオ。リフトはびっくりしましたし、やはり勢いに欠けていました。プログラムがちょっと玄人好みですよね。今日の出来は完全にパン&トンの方が良かったですが、総合力で逃げ切りました。でもそれこそ長野五輪から12年、遂に金メダルです。本当におめでとうと言いたいです。強さと美しさを兼ね備えた素晴らしいペアになったと思います。

ロシア13連覇阻止、という形ですが、ロシアはステートアマでなくなってから選手強化が難しくなってますよね。男子シングルなんて顕著にそれが出ていますから。むしろここまで持ち直した、底力がすごいなと思いました。川口選手はそれこそジュニアシングルの頃から知ってますが、ここまでくるとは、本当すごい意思の強さを感じました。

記録の話をしますと、ペアという競技は相手がいて成り立つ競技故、本番でのミスが少ない競技なのですが、今日は比較的ミスが多かったです。それは連日競技があった事が無関係ではないのかなと思いました。ワールドは通常連日開催ですが、五輪は一日あけてフリーの事が多いのに今回は連日。疲労回復が辛かったのでは?と思います。

そしてもうひとつ、SPとFSともに1位の完全優勝という形が多いのですが、今調べてみたら五輪でペア競技が2つの演技での総合成績を争うようになってから初めて、SPとFSの順位が違うという結果となりました(ソルトレイクシティーは・・・一応片方そうなので)

シェン&ツァオに金メダル、ソルトレイクシティートリノの事を思うと本当に良かったな、と思いました。