Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

アイスダンス フリーダンス 結果

ざーっと書きたいところですが・・・・最終前放送ないってどーいう事!?肝心な方(イザベル&オリビエ)が見られていないので。どこかで再放送入るかな。

コンパルソリーダンスが今後廃止の方向(ODと融合する形になるらしいです)、その未来の姿を映すような今回の五輪でのアイスダンス、エッジの奇麗な組というよりはスピード感スポーツ感が優先する傾向が顕著でした。私は四年前の東京開催のGPFで、逆の傾向で順位が付いた事に実は不満があったのですが、今回はスポーツ過ぎて情感はどこだ?と思わなくはなかったです。そうはいってもテッサ達もメリル達も、実際生で見た時の凄さは他の組が本当に霞んでしまうので結果は妥当だと思います。点数出過ぎですが。刈屋さんが詩人になってしまってそれが面白かったな。「劇場でも映画にもいないクリスティーヌがここにいました」(デイビス&ホワイトの演技終了時)は爆笑でした。すいません。デイビス&ホワイト組って超美男美女のカップルではないのですが(見た目は可愛い部類)実況にそう言わせてしまいたくなる発揮力はあるなと思います。昨季の「サムソンとデリラ」も本来はもっとエロプロのはずですが躍動感の素晴らしさが物語を紡ぐ、そんな印象でした。

ヴァーチュ&モアは4年前はジュニアワールドチャンプですよね。たった4年で五輪金か、いやすごい伸びしろです。演技の品質感は先輩カップルであるマリー=フランス・デュブレイユ&パトリス・ローゾン路線を継承していますが、技術スキルは同世代では最強でしょうね。おめでとうございます。まだ若いので次連覇が狙えますね。

ドムニナ&シャバリン、良くここまで戻しました。下手するとメダルなしの可能性もあったので。戦略ミスとしか言えないし、怪我もあったし。悔いが残るのかな。4位のベルビン&アゴストも良かったですよ。少なくてもここ数年では。何かひと味足りなかっただけなのかな。衣装やっぱり奇麗でした。

無事放送されたファイエラ&スカリ。これまた詩人な刈屋さんが面白かったですが、自身の個性を丁寧に演技に昇華していたなと思います。

リード姉弟組、ちょっとスタミナ不足でしたね。衣装が奇麗だな〜と思ったら白黒逆転していてテーマが複雑になった印象(姉キャシーが悪魔 弟クリスが天使です)バレエの世界も色で配役を決めるというお約束があるんだから普通で良かったんじゃ?アリソンの方は技術はまだまだですがこちらも衣装は奇麗。センスいいのかしら?

ちなみに・・・2006年の世界ジュニアアイスダンスの順位は

1位ヴァーチュ・モア、3位デイビス&ホワイトで2位がロシアのカップルでした。このカップルが伸び悩んで今季はナショナル6位。ロシア勢の選手育成の停滞ぶりが垣間見えます。

但し、今回15位のバブロア&ソロビエフは2007年の世界ジュニアチャンプ。次の五輪、どのような勢力図になるのか、楽しみであります。