Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

3月26日 女子FS

佐藤有香さんが初日首位という事で私の精神状態、大変な事になっていました。気分悪くなってご飯が喉を通らなくなっていたのですwwもう心配で心配で.....

 
でも、結果論ですが優勝するなと思っていました。フリーの実施は五輪で実証済みなのであとはTPだけだったのですがそれをノーミスで滑ったという自信、会場の雰囲気、世界ジュニアの初の日本人チャンピオンというビッグタイトルに対する強さ。全てが有香ちゃんに向かって風が吹いていた雰囲気がありました。そうはいっても帰ってからTV見るのが怖くて、仕事が終わって競技が終わるまでの時間、本屋にいたとは言いませんが・・・・(苦笑)
 
9時に家に帰って、おそるおそるTVを付けたら表彰式の真っ最中。「有香ちゃん台に乗ってる!どこ?真ん中??」と確認して一人で思いっきりガッツポーズしていました。演技も良かったです!
素晴らしい「パキータ」で、しばらくリピートしまくりでした。 ボナリーも良かったんですけど、滑りの質が・・・曲は「四季」。
メダルセレモニーの時、ボナリーは悔しさのあまり、メダルは首から外すという行為に出ました。これは気持ち分からなくはないです。ボナリーの中では有香ちゃんは格下という認識だったでしょうし、実際直接対決では世界ジュニアで負けただけですから。だから本来なら、日本でなければ優勝だったという思いがあると思います。というか有香ちゃんもまた、ジャンプ以外の要素に対しては今までがあまり点が貰えなかったという事でもあります。フィギュアは相対評価なので相手よりいいか悪いかで決まります。プログラムの密度は間違いなく、佐藤有香さんが世界一、そこにジャンプが決まってくれば負ける要素がないんです。ボナリーとは点差以上にその差が目立ったかも知れません。技術的には高難度でしたが、ジャンプの跳び方は実は有香ちゃんの方が難しいです。
文句を言わさない為にもトウループは飛んでおきたかったとは思いましたけどね。
 
優勝したから翌日新聞の一面にくるかなーと楽しみにしていたのですが1面にきたのは高校野球パーフェクトゲーム。有香ちゃんは日本のマスコミにつくづく縁がないと思いました。他の女子ではターニャ・シェフチェンンコがパーフェクトな滑りでかなり感極まっていたのが印象的です。演技は「ラ・マンチャの男」と結構大人っぽい内容なのですがでもキュートさ爆裂でした。クワンは放送では途中からの映像でしたがミスは殆どなかったと思います。
エレーナ・リアシェンコはラフマニノフのピアノ協奏曲第二番第一楽章。フリーはとても良い出来で非常に滑るスケートを披露しました。ナリーナ・キールマンは「オペラ座の怪人」最後にジャンプのミスをしてやや尻切れトンボな終わり方でしたが、五輪に出られなかった悔しさを晴らせたのではと思います。