Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

世界フィギュア2015(6)

ファビエル・フェルナンデスがスペイン出身で全カテゴリ通じても史上初となる優勝となりました。歴史的偉業です。SPも良かったですし、FSも4Sの盛大な転倒がありましたけど課題の3Lzが入ったので(ミス率高し)文句無しの内容であったしなにより躍動感が素晴らしかったです。ステップとスピンでレベルのとりこぼしがあるようなのでそれがなくなれば充実度が伺えますので今後も楽しみです。来季もGPFスペインなんですね。国内の争いが厳しくないとはいえ、スペイン人、少し休ませた方が・・・(笑)

2位羽生選手。技術は間に合ったけど滑り込みが足りなかった、そんな内容でした。スピンなんかは今季一番良かったので冒頭のジャンプ、どちらかが決まっていれば結果は違っていましたね。残念ですが、2連覇をしてしまったらますます彼にかかる負荷を考えると2位で良かったようなほっとした気持ちもあります。とりあえず、休んで羽生伝説第2章のスタートとして欲しいです。3位デニス・テン。フリー1位です。そうなると本当SPが・・・というところがあります。銀は持っていてあとは金、年齢と環境を考えると本当に怖い存在ですが演技が楽しみな選手のひとりとなりました。

4位、ジェイソン・ブラウン。またも最終滑走ということでしたが、ほとんどミスなく滑る演技はトリ相応です。ボストンワールド以降、どのくらい点数が維持できるか、それともさらに高難度のジャンプを実装するかで勢力図が変わるのかなと思います。近年アメリカ男子としてもいい順位でした。5位、ナム・グエン、来季パトリック・チャンが帰ってきて「強いカナダ」が復権する中心選手となりそうです。SP、FSともクリーンプログラムでスケーティングの粗は演技で昇華されるなど今できることを最大限きちんとやることが点につながるという好例でした。6位ミーシャ・ジーってすごいなぁ。ステップのすごい選手でしたけどジャンプも高さがあってアスリートとなりました。ウズベキスタンは過去にも時々いい選手を輩出していたんですけど、個性、実力とも過去最高です。7位コフトゥン。グループ2からジャンプアップ。来季はハートを鍛えて。

日本勢は小塚くん12位、無良くん16位でフィニッシュ。日本男子は8年ぶりに来季2枠となります。選手の能力的にはこんなものかな、と思うし、SPで盛大に出遅れて、かつ滑走順も早いというという運にも恵まれてなかったなとも思います。ただ、日本としては全日本2位というカードを使わなかったですし、連戦が苦手な小塚くんのユニバ参加が正しかったのかも疑問。選手というよりはチームの作戦ミスだと思います。その上で特に小塚くんは本来スピンもステップもレベル4を取れるものを持っているのに今回全くレベルが取れていないんですよね。そういうところを気をつけるだけでも点数が違っていたよなというのと中堅選手のレベルの底上げがあり、結果埋もれてしまったなとも思いました。層が厚くなったといいながら日本男子、勝負の世界ではまだまだなところがあります。無良くんはどうなんだろうな。自力で8位に入ったこともあるので不安が演技に出たというところでしょうか?所詮たらればの話なので能力さえ発揮できれば来季すぐ3枠復帰もできると思いますので、発揮力を鍛えてゆきましょう。

全体的には男子はチャンピオンシップという雰囲気に欠けていたかなと思います。北米やユーロ開催なら少し周囲も大人の対応になると思うので今季だけと思いたいなぁ。