Minato Sugisawa's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

宮原知子さん

世界フィギュア選手権の最中に宮原知子さんの現役引退の報に触れることになりました。全日本の後、四大陸と名古屋のアイスショーのキャンセルがあり、体調もですが、恐らくそうだろうという予感はありました。ご自身のお誕生日である3月24日に発表、4月1日が会見となりました。

過去の女子選手ではみなかった、荒川さんのクールさとはまた違った、本当に感情が大きく表に出ないけれど、不思議な魅力をもった選手でした。頑張り抜く力が思わぬ方向に行ってしまい、平昌五輪前年の股関節疲労骨折が非常にショッキングでしたが結果として濵田組からシニア女子で成功した現時点唯一の選手になったのかなとという印象です。紀平さんも濵田組ですし、シニアで一応実績を出してますが、20歳前に怪我離脱ということで、どうしてもジュニアからシニアへの移行が上手くいかない印象があるチームです。宮原さんも例外とは言い難いですが、平昌からの四年でも世界選手権代表に選出され続けたのですから、彼女の努力の方が大きいのかなと思います。願わくは、もっと早くに海外に出て長く続けるための方法を身につけた方が良かったかなと個人的には感じています。最後の一年は佐藤有香さんとのコラボもあり、不思議な縁を感じますし、カナダスターズオンアイスのレギュラーキャストも多少縁があってのことかな。スターズオンアイスに関しては本当にアメリカ人か五輪金メダリストのキャスティングでしたので有香さんがアメリカスターズのキャストに入れたのは並大抵でないし、やはり英語力が大きいかなと。契約もあるのでエージェントを介してではスピードが遅すぎます。荒川さんがチャンピオンアイスのキャストを1年で辞しているのは日本での活動の方が稼げるのもありますが、やはり英語力と移動のキツいツアーというのもあるのかもですね。カナディアンスターズの方はコロナ禍でパトリック・チャンがツアーから離れていたり、決して安泰とはいえないですが、身体が動く限りは彼女の端正なスケートを見せて欲しいなと思います。

その後の医学の道・・・。有りと思います。過去フィギュアスケーターで歯医者になっている人もいますので。(小川勝さん)人生100年の時代ですからね。

宮原さんで好きだったプロは・・・。ほぼ全てですが、「小雀に捧げる歌」は宮原さんが使ってから他のスケーターが滑ること多くなったなと思います。あと、怪我明けのEX「翼をください」が当時の彼女の心境を想うと本当に泣ける演技で、フィギュアスケートは本当に感情が色濃く作用するスポーツだなと実感しました。

これは2015年のFOIです。ランビエール作。ランビエールは宮原さん大好きでしたよね。いつも彼女の演技にはスタオベしたり号泣したり忙しかったw

EX、白衣装で滑ることが多くて白衣装の「アランフェス協奏曲」も好きでした。

そして何度でも貼ります。大島紬を纏った宮原さん。

TVというメディアからみたらわかりやすいスターではなかったかも知れません。でも彼女は「スケーターオブスケーター」の系譜を継ぐ人だと思います。滑りの綺麗さ、どこを切り取っても美しいポーズ、現役では世界一と称されたスピン。新たなステージでの活躍を期待しています。お疲れ様でした。