Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2023年全日本ジュニアフィギュア雑感

本来は現地に行く予定のあった全日本ジュニアフィギュアですが、人生で1、2を争うやらかしをやってしまい、現地観戦を断念しました。実は財布を失くしまして・・・。詳しい状況は半年後くらいに笑い事になったら書こうかな、と思いますが、現時点結構な丸腰状態で(でももう再発行のクレカが届き始めてますが)基本現金生活なため、遠征で大金を持ち歩くのがちょっと・・・。と、いうしょうもない理由でおうち観戦でした。FODの更新もしそびれてBSフジの放送のみなので男子についてはコメントできません・・・。

SPを終わった段階で中井選手が怪我のため、大きく出遅れ、島田麻央選手も4位スタートという、昨季を思うと結構な波乱を感じる大会となりました。BSの放送では中井選手のフリーの放送もありましたが、身体のキレが本調子な感じを受けない状況でした。JGPFを控えていながら全日本への推薦になる順位を取れない大波乱でした。JPGFで優勝したら逆転ジュニアワールド代表もあるでしょうけど、故障箇所が腰であるのと、東日本をスキップした状況を考えると無理するな、という話であって欲しいです。

島田麻央選手、SPが難しかったのかな?というのとFSも難しいよね。成長期で身体の変化と向き合いながら世界トップレベルの難度構成の演技。3Aは成功、4Tはミスとなりましたが演技の質は本当素晴らしかったです。ジュニアなりの女王としてのプライドとプレッシャーとの戦いでしたが、三連覇、おめでとうございます。

2位は櫛田育良選手。表現の印象に対しGOEがあまり取れない演技構成ですが、この大会は素晴らしい内容だったと思います。もう少し滑りが綺麗だとね。おめでとうございます。さて、世界ジュニアに届くかな?細身で華奢ですが筋肉質なので太らず筋力を得られる神的な体質に見えます。

3位は上薗恋奈選手。櫛田選手といい、ジュニアにして美人枠。上薗選手は樋口メソッドというかグランプリ東海メソッドを感じる滑りの良さを感じます。ジュニア1年目でこれで、今シーズン過ごす中でもメキメキ力をつけてきそうです。全日本の台風の目になりそうですね・・・と思ったら上薗選手は今季ジュニアワールド選考対象外だとか。ええ・・・。

4位、高木謠選手。私はMFアカデミー箱推しなので贔屓の引き倒しとして、彼女は力のつけ方が着実、という言葉がぴったりです。ジャンプの滞空感も独特。ジャンプが1個分他の選手より劣るんですけど他の要素の完成度が高くGOEをモリモリと稼げる非常にいい構成を持ってます。全日本そして世界ジュニアは?さて。

5位、柴山歩選手。ものすごく美意識の高い衣装、メイク、演技構成です。でも、ジャンプの質が如何せん・・・。あと、今回たまたまかもですが、3Fをミスしたあと、リズムを崩れたせいか最後のレイバックがレベル2となりました。現行のルールではミスをしてもミスを気取らせないリカバリー力が求められるようです。彼女は最後に気落ちしてしまった印象を与えてしまったことが得点を伸ばし切れない形になりました。

6位、村上遥奈選手。衣装が可愛い。身体がちっちゃい選手ですが小ささを感じない滑りでした。昨季よりも大人っぽくなりました。あとは演技の説得力かな。

昨季が空前の神大会だったのに比べ、今年はちょこちょこミスがあり全日本感がありました。次の保証のない儚い世界だなと改めて。

先の事情で全日本も今年は現地断念かな・・・。チケットも取れてないしね。大人しくおうち観戦する?リフォームしてTV視聴用のソファも入れて、格段に見やすくなったので家でもいいかと思い始めています。