Minato's memo

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2022年全日本フィギュア プレビュー

「シン・フィギュア」ねえ・・・w
気づけばフィギュアスケート観戦歴30年を超えた私としては「元に戻った」感のある今シーズン、非常に落ち着いてチェックできました。そして久しぶりの現地、4年見てなかったのか。自分の視力と体力をかけて見にいってきます。(男子SP SS席残っているのがちょっとモヤる)

女子シングル
坂本花織選手の不調で、忖度はほとんどなさそうです。表彰台3名がそのまま世界選手権代表になると思いますが、「ジュニア」で「シニア大会出場権限のない」島田麻央選手が表彰台のどこかに入るのでは?というのが見どころのひとつです。お互いのために全くならないですが、実力だけなら、そしてジュニアの演技構成からシニアの演技構成になったときに、今季トップスコアを出してくる可能性が大いにあります。全日本ジュニアチャンプでジュニアワールドは内定の身、本人的には好き放題やれる大会なのでSPから3A実装とかの可能性もあります。選考に対しノンプレッシャーの立場は恐ろしいです。PCSが思ったより伸びないのでそっちの押さえ込みと、3Aが試合でほとんど決まっていないので印象より点が伸びないとなったときにシニアのお姉さん方がどう戦うかになります。

筆頭は今季は三原舞依選手になるとは思うのですが、GPF出場の疲労がどこまで影響するか。選手ではありますが、身体は弱いと思うので全日本滑り切れるのか心配です。彼女の魅力は常に高い平均で演技ができることなのですが、全日本と、世界選手権SPと大きな、大事な舞台での取りこぼしがあるのが本当にもったいない。今回はそれにプラス、GPF後です。優勝を狙って3位にどうにか入る戦略になるのかなと思います。

坂本花織選手は2019年シーズンと状況が似ていて、バーンアウトな状態にこちらもGPF後。メンタルなところもあるのでしょうけど、スケートアメリカ後の体調不良も大きく尾を引いている印象もあります。せめて3週間あればな。GPF後は実質10日なので疲労を抜く作業だけになりそうです。演技の難度を緩めて得点を狙いに行く方法になるのかな。滑りは突出していますのでSPで首位、FSは我慢して・・・。復活の舞を期待して。

3番手・・・めちゃくちゃ多い。GPFに行ってなかったら渡辺倫果選手でしたが、CS大会後の東京ブロックの出来と、スケートカナダ後のNHK杯の出来を思うとSPから3Aというハイリスクな演技構成なのもあり、素直に3番手、とはいえないです。トップ選手となるための試練、通過点としての発揮力の方を期待します。もちろん、今回世界選手権に行って欲しい選手の一人ですが本人も「5番以内」としているところがかなり現実的。いや、優勝狙おうよwノーミスなら優勝に届くポテンシャルは一番です。8トリプル実装は強い。個人的にはラスト3Lzの成功も祈っています。

ほぼ、同じスキルで松生理乃選手、住吉りをん選手、河辺愛菜選手、吉田陽菜選手といます。この中で3A実装は今季は吉田選手のみですが、吉田選手はJGPFが全日本にピークを合わせているから?と思いたいくらい内容が悪かったのでどうなるか未知数な印象です。木下Gなので狙う大会にピークはきっちり合わせてくるとは思いますけど。住吉選手はGPSはいい戦い方をしていたと思います。4Tをどうするのか、選考会なので確実性が低かったら抜くことも考えられるのかな。ジュニアワールド代表も考えられるので、ひとつでも上位を狙うことが必要です。

ジュニアワールド争いとしてのグループで千葉百音選手、中井亜美選手、柴山歩選手かな。中井亜美選手がPCSでちょっと抑えられの傾向がありTESを上げる戦略を取ると思いいます。SPから3A?見てみたいw

さて、紀平選手の復調状態がどうなるのか?GPSは着実にポイントを残す戦いで自力の確かさは見て取れましたが、ジャンプを全て戻すというのはちょっと難しいのでは?とは感じました。筋力はキープしていて、本当ストイックな選手で、少しでも報われる順位になるといいなと思います。

尚、MFアカデミーとパピオ箱推しなのでw全員FS進出、してください(ああ、SP生で見られない・・・・)

男子シングル
宇野昌磨選手の強さが際立ってますので、もう文句なくワールド代表に入るとして、表彰台は鍵山選手次第。羽生くんの席を争うだけなのか、鍵山くんの席も含めて争う戦いなのかはSPの出来で占うことになると思います。鍵山くんの調子に問題がなければ3位は確実に狙えると思うのですが、疲労骨折なのでトゥを突く4Tがちょっとしんどいかもです。昨季までの素晴らしい質の4Sが戻って(苦手な)3Aで構成と予想していますがSPはともかく、FSは表彰台ラインのスコアが180点になってくると予想していますので、さすがの鍵山くんでもちょっと厳しい戦いになると思います。男子は誰が代表でも世界一のチームになると思いますので、今季に関しては無理をせず、次の五輪を見据えて、でもいいと思うのですが、日本開催のワールドですから、選手である以上は目指したいですよね。

代表争いは山本草太選手が一歩リードです。今季は本当に安定して演技ができているなと思います。他の選手が例年の出来なら、安定感に勝るものはないですから。SPは大丈夫でしょう。FSは昨季のリベンジも込めて、8年越しの夢を叶えて欲しいです。で、ちょっと気になるのがスコアが伸びてこない点。GPFでSPFS両方ノーミスだったにも関わらず、SPは100点を超えず、FSも180点を超えず。演技の密度に課題があるということで。バランスがいいので全日本では盛られるかなとは思っているんですけど。密度の勝負で、ノーミス対決なら三浦佳生選手に昨季の全日本のようなことが起こるかもとは思います。でもSP苦手だからな・・・。GPFがあまりいい内容でなかったので、リベンジできるか、GPFの疲労の方が出てしまうのか、やってみての勝負です。

友野一希選手、演技構成の密度はSPで100点クラブ入りしている位、世界トップクラスで爆発した時のポテンシャルが高いですが、ここ数年全日本最終に入れないという、SP苦手問題があります。彼が全日本SPを苦手にしているのは自身の過去の「選考会」の経験とか、日本人同士で争う場での発揮のさせ方かな、という気がしていますが、全日本の表彰台、そして会見の場にいるということが本当に大事。そろそろ結果が欲しい、結果を残せば、道は開けると思います。まずはSPで黙らせましょう。

佐藤駿選手も全日本苦手ですね。そしてこちらもPCSが伸びない。友野選手は昨季からジャンプ降りた後の滑りの処理が丁寧になっていまして、そういうところを気をつけるだけでもかなり違うんですけどね。「走って飛んで」でも毎回ノーミスならスコアがついてきますが、大会によって出来もばらついてますし。怪我明けでここまで戻してきてよかったなと思う反面、もう一歩欲しい。佐藤有香さんの振り付けですし、全日本でのいい演技、期待します。

島田高志郎選手、三宅星南選手、壷井達也選手。ちょっと立ち位置が似てる?王子様系でここにきて発揮力が上がってきていますのでワンチャンありますが、FSの構成がちょっと低く。スタミナが課題。GPSでも爪痕が残せなかった印象なので、スタートの評価がちょっとですが、昨季の全日本最終Gに入ってたり、ジュニアワールドで銅メダルを獲得したり、全日本ではきちんと仕上げてくると思います。

ジュニア代表争い、片伊勢選手がJGPF全く振るわず、あと1名が全く読めない状況です。三浦選手がワールド代表から漏れたらジュニアワールドの可能性があるので。こちらも要チェックです。吉岡選手はSPに4T、あり?

2012年、日本人4名(羽生、髙橋、小塚、町田)が出場したGPF後の全日本はGPF出場に出場しなかった無良選手が3位に入り、ワールド代表となりました。(羽生、髙橋、無良)この時の状況と似ています。どんな時でも結果を出すのがトップ選手であると同時に、どんな大会でも結果を残すというのは今の演技密度では酷です。飛行機に乗っている時間も長いですしね。自分の体力や技術、集中力とどう向き合うのか、そのポイントの置き方が男子選手も女子選手も日本国内での戦い方になるのかなと思います。

まずは気をつけて、大会の安全な開催も祈りたいと思います。