長いようであっと言う間の1週間。最終日EXです。本日は親戚夫婦も見にきていて製氷タイム大忙しでした。終わった後「御飯食べに行く?」というお誘いをお断りしてスープカレーを食べに行きました。親戚と一緒だったら奢ってもらえたなぁ(笑)この御夫妻、特におばさんの方は結構ミーハーで、長野五輪のEXなんかも見に来てます(この時も私手配)その時は代々木だったのでそんなに感じなかったみたいですが、今回は客席がリンクに比較的近く、その分熱心なファンの熱気が伝わったようで「びっくりした」という感想をいただきました(笑)尚、TOKIOの皆さんもいらしていたんですが・・・・気の毒な位地味でした。5人揃っているのにねぇ。 オープニングスケートは開会式同様神宮アイスメッセンジャーによるシンクロ。「さくら さくら」アレンジバージョン。開会式よりきちんと決まっていました。今回ホームリンクが公式練習会場だったから練習場所確保大変だったと思います。
Nana TAKEDA(JPN)
今回のゲストスケーターは誰かな〜と思いつつ、こういう場で適任のジュニアスケーターは今では彼女だけでしょう!という事で奈也ちゃん。お馴染みのEXナンバーでしたが、シーズンオフ仕様で(苦笑)動きが重かったです。世界ジュニアで足を怪我していたので、養生していたのかな?それとも大役ですから緊張していたのかな?
Nobunari ODA(JPN)
もう見納めかな〜と感じながらなかなか封印されないパジャマEX(笑)「Fly me〜」のボーカルVer.を見たかったなぁ。ちょっとお疲れな感じがしました。だから「パジャマ」なのかも。(そうじゃなくて・・・・)そういやこの日誕生日かぁ。
Oksana DOMNINA/Maxim SHABALIN(RUS)
解説でも言われてましたが出てきた瞬間高校生のようでした。あんなスタイルのいい高校生はいないけどね(笑)で、顔は包帯ぐるぐる巻き。一体何をイメージしたのかな〜と思ったら原宿通りにそっくりなマネキンがいました(爆笑)あれ見たの??衣装を脱いでかなり今風のダンス。オクサナの髪も本来はあの長さなのか〜とか、アイスダンサーだから普段の演技が濃厚になるのが仕方ないとして素顔はとても可愛い2人だなと思いました(またファン上積み・・・汗)
Evan LYSACEK(USA)
「アヴェ・マリア」というエレガント系の演技。衣装がベルビン達のフリーダンスの衣装に被りますね。ライサチェクは無機質な印象でしたが今シーズンはずっと貫禄が出てきて、大人のスケーターになったなぁと思います。この演技もなかなか良かったです。
Dan ZHANG/Hao ZHANG(CHN)
C・ルーを思い出すんだよな、「バタフライラヴァーズ」この組も本来のパワフルさという点では物足りなかったですけど、表現が柔らかくなってきたなと思います。蝶の羽根がかなり効果的でした。美しかったです。
Yukari NAKANO(JPN)
髪飾りが可愛い。彼女のEXは本当クオリティが高く安定しているので安心して見ていられます。願わくば、試合でこの雰囲気が出せるようになるといいですね。以前から言われていて随分良くなったのですがスピンでミスが出てくるとこみるとまだまだ試合では硬いのかなと思います。この日の出来はもちろん良かったです。
sabelle DELOBEL/Olivier SCHOENFELDER(FRA)
オリビエのスーツ萌えにはたまらないEXでした(笑)もの凄い妖艶というわけではないですが、大人の切ない感情が溢れ出るような高級感のある演技。来季がまた楽しみです。是非この路線で。
Tomas VERNER(CZE)
「ピンクパンサー」はいい男しかやっちゃいけないそうでず(藤森さん談)それはおいといて、今大会のお祭り男らしいコミカルな演技でした、というかあのハチマキが(爆笑)もうトーマシュに笑いの神様が降りてましたよ。ハチマキ巻いた瞬間、TVでもすかさず「逆〜」とツッこまれてましたが会場でもその瞬間スクリーンで大写しだったので場内全員(多分)「逆〜」とツッこんでました。もうすっかり大ファンになりました。
Tatiana VOLOSOZHAR/Stanislav MOROZOV(UKR)
トーマシュの後だし、参加選手の中では無名の部類なのでどうかな〜と思ったのですがどうしてどうして、とてもラインの美しい、素敵な演技でした。EXであれだけ出来るとなると来季のペア戦線、かなかな面白いことになりそうですね。
Kimmie MEISSNER(USA)
ジャンプがやや不安定でしたが、今の年令でしかできないエレガントさが存分に出た演技だったと思います。ジャンプがもう少し流れるといいですね。衣装も清楚。
Tanith BELBIN/Benjamin AGOSTO(USA)
露出の高い衣装なのに色気が・・・・実力者なのでもう少し元気出して欲しいな・・・と思う一方、本来の北米勢ってあんなもんだったんえだよな、期待が過度すぎるのかな?
Stephane LAMBIEL(SUI)
オープニングでEX出場全選手の紹介をやっていて、ランビエールが出てきた瞬間「四季だ〜!」と思ったあの衣装です。これをやったのはやっぱり日本でCMがオンエアされたのがあったのかな?そうはいっても試合とは違う、躍動感溢れるステップが堪能できたのでかなり嬉しかったです。前半トリという絶妙な演技順でした。
Nozomi WATANABE/Akiyuki KIDO(JPN)
競技会における正真正銘のラストダンスのはずでしたがやったのは50’s。らしいといえばらしいのですが、最後までやっちゃった感が漂う、でもここまで本当お疲れさまでしたといういろんな感情を抱きながら見てました。フリーダンスで泣いたもん。
Aliona SAVCHENKO/Robin SZOLKOWY(GER)
シャープな印象の組ですが、サフチェンコの淡いピンクの衣装が可愛いなと思いました。「ウエストサイドストーリー」で純粋に美しい恋人達を表現。曲との相乗効果も良く、ダイナミックさと繊細さが融合したいい演技だったと思います。
Yu-Na KIM(KOR)
この演技なんか見ると年相応の清楚なかわいらしさがあります。完成度の上げ方が尋常じゃないタイプなんだなぁ。長い手足の活かし方ひとつで、スローな曲もより雄弁な表現となるのかなと思いました。
Marie-France DUBREUIL/Patrice LAUZON(CAN)
これは衣装はやっちゃったかな。普段の2人の雰囲気からは想像できない演目でした。演技はとっても格好いいんですよ。センスの入れ方が少しずれてしまった印象です。
Daisuke TAKAHASHI(JPN)
「ムーランルージュ」もそろそろ見納めかなと思いながら。思い返すと2005-2006シーズンのDOIで初披露されて「変わった?」という印象を受け、それからは本当上り調子だなぁと。そして大ちゃんの演技には必ずスタンディングオベーションが受けられるほど圧倒的なパフォーマンス能力が備わったなぁと、長野世界大会のEXに出た時の演技を思うと感無量です。あの時は本当普通でしたからね。
Qing PANG /Jian TONG(CHN)
ようやく元の2人に戻ったなと思いました。ケガと病気のシーズンでしたからね。中国ペアの中でエレガントな雰囲気は随一だった組で、その良さが戻ってきてます。あとは貫禄かな。
Mao ASADA(JPN)
ちょっとずつ大人になって身のこなしがしなやかに柔らかくなってきています。勝負の厳しさを味わった後で可愛いだけではなくアスリートとしての美しさが出ていたと思います。この演技はもう少し振り付けし直さないと、彼女の能力には持て余すのかなと思いました。
Albena DENKOVA/Maxim STAVISKI(BUL)
最初演歌みたいだなと思ったんですよ。でも平井堅の声に似てるから「そういや『愛の流刑地』って平井堅だっけ、それかな?」と思ったら当たりでした。映画の世界はおいといて、この演技は本当涙出てきました。この大会ってキス&クライを桜で飾ってあったり、オープニングスケートも「さくら さくら」だったり、とにかく随所に「桜」がモチーフになっていた。それがこの歌詞で「桜が散る」という歌詞を静かなピアノのメロディーに乗せているわけで、楽しかった世界選手権が終わるんだ、その終焉の感じに涙が出て来たんだ思います。また、この組がわざわざ日本の曲でEXを作ってくれた事も有り難かったです。アンコールはフリー終盤。
Brian JOUBERT(FRA)
手先で感情が表現が出来るタイプではありませんが、身体のキレの良さで表現が見せられる、そんな演技でした。スケーティングが綺麗になったので滑りで曲が表現できるようになってますね。アンコールの方は旧採点時代のファンから見たらなつかしい感じの細かいエッジでだーっと滑ってゆく演技。こっちの方が好きだなぁ。
Xue SHEN / Hongbo ZHAO(CHN)
こちらもとりあえずお休み前の最後の演技です。デビュー当時から見てるので本当にこんなに存在感と美しさと情感が身についた、素晴らしいペアスケーターになっていった事が感慨深いです。アンコールの「ムーランルージュ」はその貫禄を存分に見せつけた、迫力満点の演技でした。
Miki ANDO(JPN)
何故か噂が早かったんですよね。絢香の生歌で演技すると。で、それはいいんですが、絢香さん、スケーターの衣装って特に演出的な場合を除いて正装というものであんな思いっきりラフな格好で歌いにきちゃって、やっちゃった感が。演技は4Sも狙っていたりと躍動感を感じました。アンコールは「三日月」これまた、世界に配信される事を考えてない演出に。いいんですけどね。その辺がまだ幼い、危うい感じが彼女の魅力でもあり良さでもあり。 フィナーレはボレロ。順位の同じ人、チームで演技をしていましたが、ランビエールとヨナ・キムはかなり贅沢。しかもランビエールむちゃくちゃ早いスピンで魅せちゃうし。真央ちゃんと大ちゃんの3Fもすごい高難度。金メダリスト達は1人・組ずつの演技でした。