これこそ日本のマスコミにはごちそうだった（苦笑）改正点
「SPでのアクセルパウンゼンジャンプは2回転または3回転」
アクセルジャンプは前向き踏切のため、要素としては長いこと「必須」の項目でしたが、それを男子並にトリプルを可にしたというのがポイントです。このルールに難度で対応出来るの、１人しかいませんからね。浅田選手の現状実現可能な構成が3F+2Lo、3A、3Lo=20.7となるのかな。五輪が3A+2T、3F、2A=18.5なので。ヨナ・キムは3Lz+3T、3F、2A=18.7ですので基礎点では確かに差がつきます。加点への配慮はさておき・・・。
SPでのスパイラルステップシークエンスがコリオステップとなり要素が7へ。スパイラルは新採点の基準に当てはめるのに苦労が見え、トリノ五輪で有名になった「3秒ルール（ワンアイスクリーム、と数えたというもの）」が象徴だったのですが佐藤ご夫妻の本「君なら飛べる」内で「音楽に合わせてスパイラルの長さに差があっても良いではないのか」という意見が実現される形になります。そうなんですよね。旧採点時代の有香さんのスパイラル好きだったので、ああいうのがまた見られるとなると嬉しいです。
