有力選手紹介(4)女子シングル
Carolina KOSTNER ITA
ワールドスタンディングは1位なのか。未完の大器のまま6年。スポーツ選手にしては優しすぎるとの声もあります。身体能力は素晴らしいユーロの華。膝の故障もあり、今季はジャンプを抜いた構成が続いていますが、滑りの早さと優美さで意地を見せて欲しいです。
2011年欧州選手権2位 2010年GPF2位 ランキング1位
Yuna KIM KOR
五輪後に競技会には出ず、ワールド1本に絞っての出場です。どんな演技をするのか、世界が注目していると思います。五輪後にアフアイスでケチがついてしまったなと思いますが氷の上が全てです。楽しみに。
バンクーバー五輪金 2010年世界選手権2位 ランキング3位
Miki ANDO JPN
今季は「ジャンプの安藤」ということでボーナスポイントの後半にジャンプを飛びまくります。彼女は少しスケートのスピードが遅いんですがジャンプの確実性は高いです。フリップが飛べなくなってきているのは気がかりですが、ルッツがあればいいのか。どこへでも行く「強さ」も身につけ、女王の座の奪還を目指します。衣装がとにかく奇麗ですよね〜(溜息)
2011年四大陸選手権優勝 2010年全日本選手権優勝 ランキング4位
Kiira KORPI FIN
ユーロの女王の座をもう少しで掴める、そんなスキルとなってきました。ややスタミナに難があるのかSPとFSが揃わない事が多いですがフィンランド女子に共通の滑りのきれいさなどに屈指の美貌で上位を伺います。
2011年欧州選手権3位 ランキング5位
Mao ASADA JPN
良くも悪くも注目をされている真央ちゃんも20歳になりました。選手としての円熟はこれからですし、EX見ても美しくなったなと思います。技術の癖直しは来季に棚上げとして五輪メダリストとしての意地を見せて欲しいです。
2011年四大陸選手権2位 ランキング6位
Alena LEONOVA RUS
ロシアは次世代が異常に強く、ナーバスになっているのかな、女子選手特有の迷いに陥っているのかな。デビュー当時の溌剌とした良さが少し陰を潜めてしましました。大舞台には強いので元気なところを見せて欲しいです。
2011年欧州選手権5位 ランキング8位
Alissa CZISNY USA
シズニー、今季はとても勢いがあったので出来れば3月試合の方が良かったのではと思うのですが。佐藤有香コーチに変わって演技に精度を増した今シーズンは全米まで非常に良い調子でした。スピンが本当に夢のように素晴らしい。
2010年GPF優勝 ランキング9位
Rachael FLATT USA
GPFのみ怪我のよるモチベーション低下があったのですが後は本来の安定した力を見せてくれています。演技もちょっと面白いですよね。パワフルアメリカン女子の代表格。
2011年四大陸選手権4位 ランキング12位
Ksenia MAKAROVA RUS
豪快な3+3を持っていますがジャンプの種類が少なく、フリーで苦戦する事が多いです。演技はスポーティでクールな印象。上位にどこまで迫れるでしょうか?
2011年欧州選手権4位 ランキング13位
Kanako MURAKAMI JPN
昨季のジュニアチャンピオンで順調にワールド代表となりました。愛嬌のあるタレント性の高い雰囲気と山田組に共通するスピード感ある演技。エッジワークという点では上位の選手に見劣りますが若さ溢れる次世代のスターとしての演技をして欲しいです。
2010年GPF3位 2011年アジア大会金 ランキング14位
Cynthia PHANEUF CAN
ロシェット休養の後をフォローするパワフル系カナダ女子。滑りの奇麗さと決まれば質の良いジャンプが魅力です。少し出来にムラがあるのですが昨年ワールドのような素晴らしい演技を見せて欲しいな。
2011年四大陸選手権6位 ランキング16位
ヨナ・キムの1年ぶりの演技と迎え撃つ日本勢という図式は変わらないと思います。ヨナの環境変化と演技の変化がどうなっているのか。浅田選手の復調はあるのか、安藤選手女王の座4年ぶりに返り咲くのか。シズニーがアメリカ女子復活の演技を見せるのか・・・。興味はつきません。