Minato's memo

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2023年世界ジュニアフィギュア 雑感

本日で世界ジュニアフィギュアが終わりました。ちょっとずーっと忙しくて、いつも以上に追えない大会でしたが、男女とも日本勢1,3位、ペア4位、ダンスだけやや大きなミスとなりましたがフリーは挽回と、日本勢にとっては非常に成果の高い大会になった反面、やっぱり世界的にフィギュアスケートの競技人口が減っているのを改めて感じました。ロシア勢がいない場合は北米が頑張らないと・・・という印象ですけど、アメリカで人気が衰退しているのは非常によくわかりました。フィギュアスケートは女子選手の活躍が鍵で、今季はキム・ヨナチルドレンの韓国、そして浅田真央チルドレンの島田麻央選手の活躍はありますが、アメリカはその間女子のスポーツは「サッカー」に移っているそうで。そうか・・・と妙に納得しました。日本は団体スポーツは野球とサッカーという、男女差の印象が強く出るスポーツが人気なので、女子カテゴリーはバレーボールはまあまあ、という印象で、他はワールドカップに優勝したのにその後が続かなかったというのと、団体スポーツで女子が強くなるのをあまり好んでないような雰囲気があるのがここのところいわれているジェンダーギャップ下位である日本の特徴なのかな。また冬季競技が続けるには全体的に高額なのも問題なのかな。サッカーは費用も少なく、比較的怪我のリスクが少なく始められるとのことです。

対抗がいないと世界的には盛り上がらないから、今後どうしていくか。まずは戦争の終結、ロシアの競技会復帰ですけどね・・・・・。

島田選手が今季ようやく4Tと3Aを揃えての圧巻の内容、中井亜美選手は逆に3Aのミスが出てしまいましたが、表彰台に届き、中庭先生の感極まる姿に良かった・・・と。勝ち癖、表彰台癖というのはやはり必要で、MFアカデミー、何気に4位が多いのが気になってました。今後は勝ちに行く試合の方法論の確立かなと思います。

男子、三浦佳生選手の貫禄優勝。アイスダンサーであった佐藤紀子コーチの指導がはまっているのかな。頭角を表した頃は本当に暴れ馬のような選手で、ここまで演技が洗練されるようになるとは想像がつきませんでした。日本はスケーティングが上手い選手が重宝されがちで、キャラが強いだけだとなかなか・・・でしたが、今季はその印象を大きく払拭していると思います。で、今季何試合こなした?ゆっくり休んでください&四大陸とジュニアワールドチャンピオンという、なかなかレアな二冠となりました。

吉岡希選手は実施率の高さが今回はうまくはまったと思います。3位、素晴らしいです。来季からシニアで、きっとGPシリーズ出場権もありますね。もう少し気持ちが乗る演技ができますように。

もうワールドか・・・。特に何もしないですけど、ペアフリーを見に行くか、ギリギリまで考えます〜。