Minato's memo

旅・エンタメ・日々の覚書

2023年夏 不思議の国ブルネイへの旅(5)ブルネイの食事編

ブルネイ旅行記、ラスト、食事編です。滞在そのものは非常にゆったりできたのですが、食事はやや残念かなと。気のせいでなく、元々はイギリスが統治していて現在もイギリス連邦加盟国であり、近隣東南アジアの食文化を持ちながら実はイギリスの食文化の影響が強いのかなという印象でした。そしてイスラム圏なので当然ハラール食、それも厳し目ということで、ご飯を食べにまた行きたい、はないですねwでもすごくまずいわけではなく、あくまでも東南アジアの中では、という程度で食事に困るくらいまずいというものはありませんでした。慣れれば適当に合うものを探せばいいのではと思います。

先のエントリーでも書きましたがブルネイの食品はほぼ輸入に頼っています。「Made in Brunei」が基本存在しない。一部あったっぽいけど、無理して買う必要はないので今回は職場にもお土産はなしでしたw


機内食レガシーキャリアなので久しぶりの機内食です。行きは日本からの積み込みなので普通に美味しかったです。帰りは・・・残念wもはや何だったか覚えていない。

ホテルの朝食3連発。2日目が日曜日で簡易のビュッフェスタイルになったのでバリエーションが出ました。メニューから選択するスタイルです。何故だろう、無性に焼きそばが食べたくなって撃沈するパターンが多いww日本のソース焼きそばのガツンとしたソースの味を期待するとオイスターソース中心のマイルドさが物足りなく感じます。

最終日に泊まったホテルの朝食。この旅での初生野菜wイギリスの食文化が出ているな〜と感じた、メニューのスコーン!迷わず取りました。私、朝食に甘いものが出ても全然平気な人です。ライブキッチンもやっていたかな。

空港にもある、フィリピンのファーストフードチェーン、ジョリビー。KFCよりもよく見かけました。ベトナムでは我慢したものの、ここではたまらず入店したら・・・、あれ?ポテト美味い。これは早急にフィリピンで本場ものをいただかないとです。チキンは「チキン」でしたが、スパゲッテイとかソース類のものが独特の甘さらしいです。日本に出店の計画があったんですね。(頓挫中)

「ザ・モール」内のポテト専門店。お祭りの屋台で見かける「オランダポテト」味!好きなんですよね・・・・。尚日本食の扱いでした。

職場にお土産もなく、唯一、じぶん用のお土産となった「カヤジャム」シンガポール&マレーシアでないと見かけなかったこのジャム、スーパーでものすごく安く売られていてびっくりしました。まずホテルでこちらを開けて「あれ?味がちょっと違う・・・」と思ってもう一つ別のメーカーのものを試してもちょっと違う・・・という感じでしたが日本に持ち帰って食べてみたら「あ、カヤジャムだ」となりました。暑さで味覚障害が出ていたのかな?日本で買うと一瓶1,000円前後からのものが現地では1.5BNDです。カヤジャムファンにはブルネイ、穴場かも。お土産用途ではなくあくまでも自家需要用なのもいいですね。

表の看板に「イギリス料理」とあったのでどんなだ?と思って入店。ハンバーガーをチョイスしたのでこれがイギリス料理だ!という感じはゼロですが。味は可もなく不可もなく。

ニューモスクに行った帰りに寄ったお店。メニューがわからず適当に頼んで出てきたものがカレーでした。ちょっと量が多いので残したら残した分お土産に持たせてくれました。このお店のエリア&ニューモスクに行く途中「日本大使館」があります。お店の人に職業は何だと聞かれて「office worker」と答えたら「大使館員か?」と。いやー、大使館員、こんなカジュアルな格好で(ワークマンコーデw)歩いてこの辺はうろつかないと思うよw


ホテル近くにあった日本食「ラーメン屋」さん。ハラルのラーメン屋ってどんなだ?と思って入店。鳥ラーメンに鶏肉のぎょうさ。美味しかったです。そして食事のコストが一番高かったのはこの店でした。あとは10BND超えない。食事コストは全体的にお安いです。カフェ、コーヒー代は日本他と変わらず。お高いです。

フードコートごはん。インディカ米、普通に食べられるのですが、ブルネイのはちょっと美味しいと思えず。何が違うんだろう??マレーシアのチキンライスが恋しい。

ナイトマーケットごはん、サテー。サテー、好きなのにここでしか食べらえず。4本で1BND(安い・・・)

ナイトマーケットのごはんをホテルにテイクアウト。葉に巻かれたものはちまきのようなもの、ケルピスといいます。「餅米」です。美味しい!これは日本で食べたい〜。串のものは何だかわかりません。固かった・・・。あとスイカジュース。薄味。それぞれ1BND(ケルピスは5本で1BNDです。安いよね??2回目)お肉は鶏肉→牛肉→羊肉の順でお値段が上がっていきました。特に羊肉は高い。何でだろう?輸入規制的なものがあるのかな?なので羊肉料理は食べておりません。

スイーツ2品。上はヨーグルトです。さっぱりして美味しい。下は普通のソフト。乳製品の文化はユーロ圏と比べるとちょっと残念。外気であっという間に溶ける・・・。

最後の晩餐は空港でフィッシュ&チップス。やっぱりブルネイはイギリス料理の文化だな〜という締めくくりでした。これは白身フライなので普通に美味しかったです。

味については当たり外れがありますが、総じて食事コストが安いので日本人でも結構楽しめる国だと思います。飲み屋がないからダメかな??私は普段全然お酒を飲まないので大丈夫です。

ただ、ハラルは豚系がダメですし、全体的に薄味。帰国後しばらく豚肉&味の濃いものを求めてました。ベトナム人やタイ人がブルネイにあまりいないような気がするのはそのせいだと思います。食文化が似ているフィリピン&インド&マレーシア、メインの宗教が同じバングラディシュ。最近日本の円安が進んで人材が他国に・・・とありますが、日本の多様な食文化は日々の糧として重要なファクターだよね、という気がしたブルネイでの食事でした。

ブルネイ、また行ってみたい国のひとつとなりました。落ち着いて過ごせるのが本当によかったです。

ちょっと旅行熱がおさまったのですが、1年に1回は遠くに行けますように。